私自身、不安に思っていることの1つです。
「発達障がいとイジメ問題」です。
発達障がいの子どもは、いじめられる方だと思いますか?それともいじめるほうでしょうか。
2017年3月15日の教育新聞で「通常学級での発達障害児いじめ 中学校でからかい多い」という記事がありました。
からかいがイジメかと言われれば、本人の受け取り方になりますので、難しい問題だと思います。
逆に、自分の子どもが いじめていると分からずに、加担してしまう例もあるでしょう。
「いじめられる側にも問題がある」 という意見もあります。
でもね、 問題があろうが無かろうが、いじめていい訳ではないと私は思うのです。
発達障がいの中でも 空気が読めなかったり、相手の気持ちを汲み取るのが苦手な子どももいます。
そういった場合相手を知らない間に傷つけることもあるでしょう。
それをいじめととられる時もあるかもしれませよね??
発達障がいはからかわれやすい。
確かにそうだと思います。
逆に自分の子どもが、人を知らない間に傷つけている可能性もあるのではないかと、私は考えました。
普通級か支援級か
つい、去年の夏ごろとても悩んでいました。
「普通級か、支援級か」
普通級で様子をみて、無理そうなら支援級にいこうか。
逆に支援級で最初は過ごして普通級にいこうか。
調べていると、支援級から普通級の変更はできる!と書いてあるところもありますが、それだけではない模様。
まず、通学する小学校に、通級から普通級への変更をした実績がある子どもがいるか。
また、それを学校が認めているか。
それらを確認したほうがいいですよ!
息子の特性について
うちの息子は低身長の疑いがあり、骨の成長が約2年遅れています。
運動関係は苦手なことが多いです。
- ADHDの傾向にある
- 手先が不器用
- 注意がそれる
- 気分にむらがある
- 思いついたまま口に話してしまう
- 自分の行動を客観的にみれない
- 心が折れやすく、ちょっと嫌なこと、苦手なことがあると拗ねて怒ります。
- 気分の切り替えもしずらいです。
- 変に人に優しすぎて、自分の気持ちを殺してしまってまで我慢してしまう
- 「そこは大丈夫じゃないの!?」ってことが許せなかったりします。
- ちょっとお友達が他の子と遊んでいると拗ねて1人で遊んでしまったりします。
- 注意をすると全人格を否定されたみたいに大げさにショックを受けてしまいます。
- 聴覚過敏があるのでがやがやしている教室は大丈夫か。
普通級でやっていけるのか?
からかわれたりしないか??
- 授業もちゃんと聞いて過ごせるのか
- 忘れ物は多くならないか
- お友達とトラブルにならないか
- めげてしまって嫌になってしまわないか
- 喧嘩はしないか
- イジメられないか
- 知らずにいじめてしまわないか
小学校の校長先生に面談にいって、療育の先生に話をきいてもらって、心理士さん、精神科医さんにも話をきいてもらいました。
リハビリの先生にも体育についていけるか、悩みを話していました。
どちらの学級に行ったって、怖かったのはイジメや、二次障害と言われている心の病気です。
いじめに加担してしまわないか。
相手を知らないうちに傷つけてしまわないか。
療育に通いだしたころは、障がいを持っている子供を育てているのが恥ずかしいと、自分の保身を考えていたように思います。
何となく恥ずかしい気持ちから隠してしまっていたのですね。
でも、本当に考えないといけないことは子どものこと。
だからこそ、周囲の理解を得れるように、先生にお話をしにいったり本人にも、自尊心を保たせながら自分の特性を伝えていかないといけないと思うのです。
本人は「自分のどういう表現が相手を傷つけているか」分かっていない時が多いです。
思った事をすぐに口にだしてしまったり、衝動的に言葉にしてしまうときがあるからです。
相手に理解を求めるだけではなく、子ども自身にも働きかけが必要だと思います。
二次障害を防ぐために
小学校で上手くいかないことが多かったり、お友達と比べて上手くいかないことばかりだったり、そうなると自尊心や自己肯定感が著しく低くなってしまいます。
- 「僕なんて何もできない」
- 「比べられたくない」
- 「いつも注意される」
- 「自分に自信がない」
自尊心や、自己肯定感が常に傷つけられると、二次障害に繋がりやすいです。
鬱に似た症状から、本当に鬱になってしまったり、引きこもりや、不登校になってしまったり、PTSD,適応障害、解離性障害など、自分の内側に閉じ込めてしまう子と、外に向かってしまう子がいます。
外に向かうと反抗的・攻撃的になってしまったり、非行や暴力などに走ってしまうケースもあります。
そうなるといじめる側に回ることだって、残念ながら考えられます。
支援級から普通級に変更するとしたら?
通う小学校の支援級を見学させてもらいました。
気を付けないといけないのは「支援級が崩壊していないか」
支援級といいつつも、みんなが奔放に走り回ったり叫んでいたり、小学校というより幼稚園のような状態の支援級もあるようです。
ちゃんと支援級として機能しているか、そこを見たくて見学させて頂きました。
後日公園で「おまえは○○学級だろー!」と子どもたちが言い合っているのを聞きました。
子どもはいい意味でも悪い意味でも素直です。
いじめようと思って言ってる訳ではないと思いますし、悪気があって言ってる訳ではないと思います。
でも、ここでイジメのことをさらに考えるようになりました。
支援級から普通級に変更になれば、もちろん同級生は「○○学級の子」となるでしょう。
お友達のような感じだけどなんとなく違う感じもする・・・。
そんな感じでしょうか。
雰囲気で歓迎されてないと感じてしまったら、心が一人ぼっちになってしまうでしょう。
息子はプライドが高いので、悪気なく言われたとしても、自己肯定感なんて、なくなってしまうでしょう。
自信なんて持てなくなると思います。
支援級というのは恥ずかしいとか、遅れている子が通う学級という見方もありますし、同級生とコミュニケーションを取らないでいいという訳ではなく、結局は学校生活の中でのからかいなどはなくなりはせず、支援級に入ったことで余計にバカにされたり、障害をからかわれたりする可能性もでてきます。
しかし「支援級」と言う名前と先生に守られていると逆にそうとも取れます。
普通級にいって陰でこそこそと言われたり「あいつ変なやつ」と仲間外れにされたりされるぐらいなら支援級の方がいいのではないか?
こんな風に考えました。
- いじめられたとしても息子はちゃんと私に話してくれるのだろうか。
- 暴力を振るわれたりしないだろうか。
- バカにされたりしないだろうか。
- 自分で自分を出来ない子と評価してしまわないか。
- イジメだと理解せずに加担してしまわないか。
自問自答と専門家の意見を参考にして、結果的に息子は普通級に通いつつ、通級も通い、どうしても遅れが目立つようなら支援級に移動することにしました。
いじめられた時に言える環境
息子をみていて思うのですが、発達障がいを持つ子供は、少しこちらの認識と違った認識で言葉を受け取っている事が多いように思います。
「すごいね!かっこいいね!!」
褒めることも、もちろん大切です。
でも褒められたいから、頑張りすぎてしまったり、褒められるために行動を起こしてしまったり「良い子」の枠にはまろうとしてしまったりと。
ちょっと違う認知になっているなーと思うときがあります。
「あなたをちゃんと認めてるよ」
「どんなあなたもちゃんと受け止めるよ」
「なんでも話して大丈夫だよ」
「ちゃんと信じるよ」
という気持ちが伝わるような愛情表現こそ大切なのかなと感じますし、言える環境を作ることも大切だと感じます。
抱きしめるのか、気持ちに寄り添うのか、手をつなぐのか、何を話しても怒らずにいったん受け止めるのか。
愛情表現って難しくて、どう伝えるのか模索中ですが息子に伝わりやすい方法を見つけたいと思います。
そして、いじめられる、いじめているということが発覚したときは、出来るだけ早く対処出来るようにちゃんと様子をみていきたいと思っています。
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