療育

発達障害の早期発見、早期療育の違和感について

コメント書いても公開しませんよー!と、記事で書いてから、コメントをたくさん頂けました。

そのなかで多かったことですが「待ち時間がつらいのですがどうしてましたか?」ということについて今日はお話したいと思います。

さくら
さくら
結論から言ってしまえば、耐えるしかなかったです。

しかし色々と周りを見てきて、たくさんのお母さんと出逢って、疑問がたくさん浮かんできました。

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早期発見のむずかしさ

私が検診で発達検査をすすめられてから、児童福祉センターの職員さんに「半年まちです。」と言われましたが、実際は3か月ほど電話がかかってきました。

 

私の場合はまだ早かったのですがそれでも、すごく不安でした。

 

今でも半年待ちから、1年以上というところもあるとコメントで頂きました。

児童福祉センターでだいたい半年~1年。

医療機関で1年以上の待ちって感じですかね・・・。

そして地域によっても、かなりの違いがあるとも感じました。

 

 

また、私が以前から思っていた「早期発見のむずかしさ」を感じました。
検診で検査を勧められたり、自分が違和感を感じて相談しに行った。
そうやって、お母さんが行動しているのにも関わらず、次に繋がるのが遅すぎるのです。
半年でもかなり長いと思うのに「まだ早い方」と言われてしまったりします。

 

お母さんって子どもと密に接していて、違和感を感じても「性格です」って言われれば、そうなのかなぁって思っておかないと、やっていけません。

 

 

それに、何か心配事を言うと

  • 「愛情が足りない」
  • 「子供のことを考えてない」
  • 「もっと触れ合わないとだめ」
  • 「子供がかわいそう」
  • 「躾がなってない」

 

さくら
さくら
ほんまに勝手なこと言ってくれる

でも不安だから、なんかちょっと違和感を感じるから、相談したりするわけで、育児にたいしてしんどさがあるから、藁をもすがる思いで相談するんですよね。

 

私の場合、息子が第一子です。

 

比べる対象が居ませんし、育児ってこんなものかーと思いながら、夜中の頻繁な夜泣きにも付き合い早朝からの2時間の散歩も付き合い、癇癪もご近所さんを起こしたらだめだとか、うるさくしちゃダメだなって必死に泣き止ませようとしてました。

こだわりが強いのも性格だと思っていました。

 

周りが2人目とか産まれる中「こんなに大変なのによく産めるなぁ」なんて思ったものです。

さくら
さくら
こんなにしんどいのが2人居るとか無理!

 

だってそれが「普通」だから。

私の中の普通はそうだったんです。

 

でもたまに不安になって「うちの子こんな感じで」って言っても、保健師さんや相談員さん

周りの人
周りの人
性格やで~個性やで~

性格だったら仕方ないか。って付き合わないといけなくなっちゃう。

お母さんが疲れちゃう。

周りの人
周りの人
もっと愛情持って接してあげて!

子どもを躾けられない親って、思われたらどうしようとか、ちゃんとしなきゃって思って余計に自分で自分を追い込んじゃう。

 

 

さくら
さくら
早期に発見。早期に改善。とういうなら、せめて1ヶ月先にでも検査を受けられるようにならへんのかな?

待たされる不安って本当につらいです。

 

しかも検査してもみようか?って、言われてから待つのって地獄です。

いつもいつも、子どもに不信感をもって過ごします。

 

 

医療機関が足りてないのかもしれない。

発達障害グレーと呼ばれる、診断はつけることないけれど、白(定型)ではないと、言う子が増えたのかもしれない。

でも、それでも、やっぱり検査までの期間を、もう少し短くしてほしいと思うのです。

 

専門的なかたが、電話で対応してくれるような、ホットラインも充実させてほしいなぁと思うのです。
診断をつけるのは、精神科医さんじゃないとつけられませんが、お母さんの気持ちに寄り添ってほぐす事は出来ると思うのです。

 

 

待ってる時間がつらくて、しんどいのって、毎日毎日、地獄です。

子どもを愛せなくなったりするかたも、いらっしゃいます。

子どもの発達の遅れを、受け止められなくて悩みに、悩んでしまうかたもいらっしゃいます。

旦那さんや、ご両親、義理のご両親に理解されない場合、お母さんは味方がいません。

 

 

あんなに不安な時期を、支えも無く味方もいない状態で過ごすのが、どれだけ苦しいことか。

きっと行政でも福祉の方や、センターの方も分かってくれているとおもいますが、親の想いをもっと反映できないのかなぁと思います。

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早期療育の疑問

検査したあとに、療育にかようとしても、ここでも待ちが出てくる場合が多いです。

運よくすぐに開始されるときもありますが、なかなかそうもいかないのが現実。

 

 

しかも公的療育は未就学児しか通えません。

期間が決まっていて、待ちがあるとすれば、焦ってしまうのが親じゃないでしょうか。

でも、親が焦ってもどうしようも出来ないのですよね。

 

 

療育にかよって、専門家さんの意見を聞きつつ、どうやっていけばいいのかを、保護者も学んでいったりするのです。

早期に療育をすると、やはり子供の伸びは違うと思います。

でも、その早期療育が受けられないのであれば、ずーーーーと不安なままで過ごしていくのです。

 

 

検査をした後で、IQや発達の偏りなどがわかり

自閉症かも。

発達障害かも。

支援が必要だから療育をおすすめします。

そういわれたのに何か月かの待ちが・・・。

さくら
さくら
支援が必要ならすぐにでもお願いしたい!

なのにまた待つんですよね。

検査で待たされて、さらに療育でも待たされて。

早期の療育を!というのに、早期に繋げることができるのかなぁ・・・と思います。

 

お母さんは、揺れ動きやすいですし、周囲の声も受けやすいです。

療育にいくというのも、ご家族の反対があれば、行きにくいでしょうし、お子様になんらかの障害があるかもしれないというのは、やはり受け入れがたい現実です。

 

しかし療育にいったほうがいいのであれば、早く繋げてほしい。

でもそれも今の現状では、難しいことが多いのです。

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私の想い

  • 早期発見
  • 早期療育
  • 早期改善

 

早く、早くって言われても、そうも行かないのが行政の体制です。

きっと頑張って、早期に支援をうけられるようにしてくれているのだと思います。

しかし、待たされた私としては、もう少しどうにかならない?って正直思います。

 

お母さんは不安を募らせるだけで、相談できる場所もあまりないのでは、お母さんや保護者さんのストレスや不安はどうなっていくのでしょう。

 

相談しても「性格です」「もっとお話ししてあげてください」などお母さんを苦しめる言葉がたくさんあります。

 

また周囲にも認知が広がっていないので「大きくなれば治る」「躾がなってない」「愛情が足りないから話せないんでしょ」などお母さんを責める声もあります。

 

発達障害は治りませんが、特性をゆるやかにして過ごしやすくするのが、療育であり、医療機関のリハビリであり、専門医のアドバイスであり家庭内での療育なのだと、私は思っています。

 

始めは誰しも発達障害に対して、知識はありません。
でも、お母さんも専門的な場所で、子どもと一緒に勉強する事は大いにできると思います。

 

1番接するお母さんが家庭内で何もせずに、周りに支援をもとめるばかりなのは、厳しいようですがまた違うと思います。

 

 

私も検査まで待って、療育に運よく繋がりました。

また私は保育園の先生に助けられていました。
色々と相談を聞いてくれて、アドバイスをくれたり「気にしすぎよ~」と言ってくれたりとしました。

 

私は保育園に息子を3か月から預けています。

これをいうと、母親失格とか言われるかもしれませんが保育園で預けることが出来て、本当に助かりました。

気持ちに余裕が出来ました。

離れる時間が出来たことが、自分のリフレッシュになったのです。

 

 

子どもを預ける時も色々と言われました。

「せめて3歳になるまでは手元で」

「こんな早い時期から預けるから、発達障害になるんだ」とか。

 

そんなの関係ありません。

 

思うのですが、お母さんを救うのって、こういうリフレッシュの時間であったり、言葉だと思うんです。
人の温かさだと思うんです。

 

 

いいですか?

悩まれているお母さんがいらっしゃったら伝えたい。

 

なにも全てお母さんのせいじゃない。

愛情不足なんかじゃない。

子どもと少しの時間離れたいと思うのは親のエゴじゃない。

それだけ頑張って向き合ってるって言うこと。

それだけ追い込まれていると言うこと。

休憩が必要なときだってあるんです。

お母さんだって人間です。

 

少しの時間子供と離れて、また笑顔で接する事ができるならそれでいいじゃないですか?

 

休憩しましょ。

十分、頑張ってるのです。

 

 

手を抜くことを覚えていきましょ。

完璧な育児を求めることなんてまったくないのです。

 

さくら
さくら
逆に完璧な育児ってなんやろ?

 

子どもにも1人1人の特性や性格があるように、育児だって1つではないのです。

無理に、いいお母さんになろうとしなくて大丈夫。

 

 

一緒に成長していけばいいのです。

 

  • 不安
  • 孤独感
  • 焦り
  • 疎外感
  • 恥ずかしいと思う気持ち
  • 子どもに申し訳ないと思う気持ち
  • 自分を責める気持ち
  • 分かってもらえないジレンマ
  • ストレス

 

経験したからこそ分かる気持ちがあるのです。

それは資格とか関係ない、ただの母親としての気持ちです。

 

 

でも、行政の施設や医師の不足で手が足りず、待たされるお母さんがいるのであれば

そのお母さんの不安をどうしたら楽にできるのか。

そう思って私はブログを立ち上げました。

 

 

発達障害の子どもたちは、個性がたくさんあって、可能性もたくさんあります。

その特性と向き合っていくには、支えやお母さんの居場所の確保は必要だと思うのです。

行政の支援も、もちろん必要でしょう。

でも、それだけではない、近い位置からのお母さんの気持ちの支援が、私は本当に必要では

ないかと考えています。

 

さくら
さくら
独りじゃないって大切やんね

 

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さくら
発達障がいグレーゾーンの子どもがいる母親です。 どうにかできないかと奮闘した過去があり 現在は楽しみながら家庭療育や考え方の見直しをしています。 独りで辛かった過去から、今の悩んでいるお母さんの力になれればと思い サイトを立ち上げました。