怒らない育児って、一時期流行りませんでしたか??
笑顔で楽しく育児をするお母さんになる(キラ)みたいな。
私も怒らない育児をしたいと、アドラー心理学を学んでいたころがあります。
- 怒らない育児ってどんなのだろう。
- イライラしてばっかりだし
- 怒らないでいいならそれがいい。
- 親子の精神的にも安定するだろううし・・・。
そう思って育児のためのアドラー心理学講座をまなびました。
たしかに分かるんです。
言ってることもやることも理解はできるし
そっか、そっかーってなるんです。
結果を体験させて理解させる
例えば「宿題をしない」「用意をしない」
こういうとき親が「早くしなさいよ!」と声掛けをすると、子供のやる気と自主性が失われ「やろうとしてたのに!」となってしまうことが多い。
じゃあ、そうならないためにはどうすればいいのか。
「宿題や用意のことを思い出させるけど口出しはしない」
結果、宿題をしなくて用意をしなくて困るのは、子ども自身だと気付かせること。
その体験を通して困るのは誰か?を考え、課題を分離させることが教えとしてあります。
宿題をしないで困るのは?
用意をしなくて困るのは?
そうです、子ども自身なんです。
それは十分に分かっていますし理解もしています。
親が困るわけではありません。
発達障がいグレーゾーンの子どもというのは「わざとやってるわけではない」ので「忘れているのもわざとではない」のです。
嫌だから忘れているふりをしているとか、後回しにしているとかでもなく、本当に頭から抜け落ちてしまっているのです。
その時は、宿題の存在を思い出させたうえで、宿題に取り掛かれる環境を作ることが、親の出来ることなのではないかと思います。
結果を体験させたとしても、自尊心が傷つくことが多いと感じました。
視覚優位な子どもであれば、絵カードや、ホワイトボードにやることを書いて、終われば消していくような工夫を作ってあげるとか、環境がまず必要かと思います。
そして、全部やるわけではなく、手伝いつつ、声掛けをしつつ褒めていくこと。
褒めない
アドラー心理学では褒めるという行動は、上下関係を作っていくものだと言われています。
あぁ・・・確かにそうだなぁと思いましたよ!
褒めるとは、上から下にすることであり親子は平等な関係で、上下関係ではない。
うんうん、確かに。
それじゃあ、どうすれば褒めないでいいのか?
とI(私)メッセージを使うことです。
そうすることで、子どもにはこちらの気持ちが伝わり、押し付けでもなく、尊重されていると感じていくのです。
しかし発達障がいの子どもたちは、失敗もしたくないのにしてしまいますし、自分で評価もしてしまいやすいです。
・・・・・うん、それでどうなるの?
共感は大切だと私も思います。
子どもの気持ちに寄り添って共感することで、子どもも独りじゃないと思うでしょう。
でも、それだけでどうなの??
「でも、悲しかったのに、泣かなかったのはすごいね!頑張ったね!!」
「悲しいこと話してくれてありがとうね!お母さん嬉しいよ!」
こんな言葉が続いたらどうでしょうか?
これって途中は褒めているんですよね。
- 泣かないこと
- 手を出さなかったこと
- 喧嘩をしなかったこと
- 癇癪をださなかったこと
子どもの特性によって、ほめる所は違うでしょうけど認めたうえで褒めることも相手の気持ちを察しにくい、子どもには必要だと私は思いました。
怒らない子育てとは?
怒らない子育て、これを目指したいですよね。
いちいち口出ししなくても、子どもが経験を通して、勉強して学んで成長していってくれて落ち込んでいる時に親がサポートする。
- 課題の分離
- 褒めずに対等な関係
- 適切な勇気づけ
それが出来たらどれだけ素敵でしょう。
怒ると言うのは、感情的になっていて、子どもを思うとおりに動かしたいから。
だから、行動しない子供にイライラするし思い通りにいかないから、さらにイライラしてしまう。
宿題をしなさい!と怒るのは、お母さんにはどんな気持ちがあるのでしょう。
- 宿題をさせたい
- 怒れてほしくない
- 宿題を忘れる子だと思われたくない
- 親が躾けてないと思われたくない
- 先生に言われたくない
- 恥をかいてほしくない
- からかわれてほしくない
ここには書ききれないぐらいの気持ちが、もっとあるはずです。
子どもを想うばかりに、自分の気持ちが先だって、怒りに任せるのは、いい循環を生まないと言う事は私も経験済みです。
発達障がいを持つ子供は、健常の子どもより気持ちのコントロールが苦手です。
ですので親御さんが、自分自身の気持ちのコントロールをしてしまいましょう。
・・・て簡単に書いてますがなかなか難しいのです(笑)
イラッとしてしまって、怒りそうになったら「私は怒っているけど、この子に何をさせたいのかな?」と自分の怒りの気持ちの先にある達成したい目的を考えてみて下さい。
これが目的なのであれば、伝わりやすい言葉と環境を作ってあげましょう。
そして怒るのではなく、たんたんと分かりやすい言葉で、説明してあげましょう。
アドラー心理学を取り入れるのは悪くないが注意は必要
実際、講座を学んでアドラー心理学はとても有効な考え方だと思います。
講座を受ける前と、受けた後では、私の考え方も変わりました。
完璧に当てはめてしまおうとすると
- あれも出来ない
- これも出来ない
- 怒ってしまった
- 褒めてしまった
こうなり、お母さんが疲れてしまうのです。
子どもも、それぞれ個性があり、特性も違います。
それならば、1つのやり方にこだわっても仕方ないのです。
いいところは取り入れて、自分の子どもに対して褒めるのが必要であれば、褒めるということを取り入れる。
柔軟な考えかたが必要なのではないかと思います!
小話
アドラー心理学に必死だったころ。
こんな心理学はじめて!!と興奮していました(笑)
こんな考えかたもあるのかーと驚きの連続でした。
でも、それを当てはめようとしたとき、めっちゃ大変(笑)
すんなりいかない!
なんで、なんで!!
型に当てはめようとしてたのは私の勝手なんだなぁ。
結局、1つの物事に捕らわれてるのは、私なんだなぁと思った出来事でした。
何事も適度に・・・が合言葉かもしれませんね!
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