療育

ADHDの子どもは実は自信がない?

ADHDの子どもは自尊心をなくしやすいと聞いたことがありました。

 

子ども
子ども
ぼくはダメな子

たとえば衝動性や多動、不注意が、特性として強く出ていた場合。
特性や子どものことを理解していないと、周りはどう声掛けをしてしまうのでしょうか??

 

周りの人
周りの人
何度言ったら分かるの!

 

こちら側は何度も伝えているし、分かっているはず。

 

それって本当??

本当に子供には伝わっていますか??

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「わざと」じゃない

発達障がいの1つである、ADHDですが「わざとじゃない」のです。

 

息子もそうなのですが、何度言っても忘れていることはあるし、短く伝えないと指示が通りにくいです。
凸凹も多いので、出来ることと出来ないことが多いです。

 

そこに対して間違った「注意」してしまうとどんどん子供の自信がなくなっていきます。

 

「何も出来ない」

「どうせ出来ない」

「僕ってだめなんだ」

 

そうやって自尊心(自信)が小さくなってしまうのですね。

発達障がいの子どもは、周りから叱られたり、からかわれたりすることが多いと、統計で出ています。

 

わざとやっている訳でもないし、注意しようと思っているのに出来ないことにたいして、怒られ、何度言わせるの?とイライラされると子どももウンザリしてしまいます。

 

もともと息子は、性格的にプライドは高いので負けるのが大嫌い!!
でも、頑張るというのは、5回ぐらい苦手なことに取り組んでいけば、頑張ってることを彼の中では言います。

 

さくら
さくら
??少なくないかい?君

 

私も同じく負けず嫌いな子どもでした。
しかし、頑張るというのは、そんな数えられるぐらいの回数ではなく、年単位であったり、出来るまですることを指していました。

 

「それぐらいで頑張るって言わないよ?」そういいたくもなりますが、そこはぐっと我慢、我慢。

 

まず褒める、そこが大切なんだと分かりました。

正しい褒めかたで自信を取り戻してあげる

片づけが苦手な場合、頑張って片づけたら多少、ぐちゃぐちゃでも「よく片づけられたやん!すごいね!!」とちゃんと褒めることを忘れないこと。

 

 

息子は他害はありませんが、自分を責める傾向があります。

お友達に○○って言われたから、僕は出来ない子だもん・・・とそこで泣き出してしまう場合もあります。

 

 

そんなときは「それは言われて辛かったね。でもお母さんは頑張ってるの知ってるし、すごく上手だと思うよ!」こんな感じで気持ちに寄り添って、共感して受け止めて、でもすごいんだよ!ってことで後押ししてあげる。

 

 

癇癪を起すときも、どうやって態度にだしたらいいのか、分からないということもあるので落ち着いた頃合いを見計らって「でも、ダメなのはダメなんだよ。なんでかというとね~」と感情的にこちらがならずに、ちゃんと教えて伝えていく。

 

次はどうしたらいいのか??
そんな風に次につなげていくために、どうしたらいいのかと子どもと模索します。

 

子どもが多動や衝動を押さえられたりしたら、すかさず出来ている部分を

  • しっかりと褒めていく。
  • 認めていく
  • 頭ごなしに怒らない

 

ただでさえ、傷つき自信を失くしやすい子どもの心をできるだけ、自信を取り戻せるように接するように心がけています。

ストレスは出来るだけ取り除いてあげる

息子は違う環境だったり、不安、緊張、一人ぼっちとかの疎外感などの気持ちが強くなると多弁の特性が強く出てきます。

 

きっとお話で緊張を紛らわせたり、不安を解消する手段なんだと思います。
息子にとってストレスと感じるときに、やはり特性が強くなってしまいます。
その状態のときは、やはり先生から注意をうけやすかったり、お友達からもからかわれたりしやすいです。

 

子どもはわざとしている訳ではない。という特性を周りに伝えて、理解をしてもらっておくというのは、本当に大切だとおもいます。

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親が一番の理解者になる

何度もお伝えしますが、子どもはわざとやっているわけではありません。

 

なので子供を傷つけない叱り方、注意の仕方をしていくこと。

傷つきやすく、自分を否定したり、悲観しやすいので

 

  • 穏やかな口調で
  • 子どもを否定しない
  • 他の子どもと比べない
  • ミスが多くてもいちいち注意しない

 

叱るというよりも、指摘してあげるほうが、お母さんも子供も聞きやすく、すんなりと指示が通りやすいと感じます。

 

上手くいかないことも多々あるでしょう。

その時は、なぜ出来なかったのかと理由を考えてあげて、出来るだけ子どもが成功体験を積めるようにに環境を整えてあげるのも必要かと思います。

 

そして、子どもの特性をちゃんと理解しておくこと。

 

それも親が一番の理解者になってあげること。

それが一番だと、この3年間で子供から教えてもらったことです。

 

 

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さくら
発達障がいグレーゾーンの子どもがいる母親です。 どうにかできないかと奮闘した過去があり 現在は楽しみながら家庭療育や考え方の見直しをしています。 独りで辛かった過去から、今の悩んでいるお母さんの力になれればと思い サイトを立ち上げました。
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