リコーから発達障がいの助けになるであろう、脳磁計測システム(MEG)と小児専用MEGが発売されています。(医療用)
これは発達障がいの子どもの脳の中を「可視化」して得意なところと苦手な所を見えるようにしようというものです。
脳磁計測システム(MEG)と小児専用MEGってなに?
「発達障がいは潜在的な層を含まれば少なく見積もっても国内に100万人以上はいる」と金沢大学子どものこころの発達研究センターの菊池教授は言う。
また、現在「発達障がいの早期発見、早期療育」と言われていますが、なかなか難しいのが現状です。
現在、世界に3台しかない小児用MEGの写真↑
現在まだ世界に3台しかない小児用MEGという装置の1つが、日本の金沢にある。金沢工業大学と金沢大学とリコーグループとで開発されたものだ。
発達障害は脳の障害なので、脳の動きを解明することが必要だ。これまでに、MRIやPETといった脳を解析する装置は存在していたが、子どもへの放射線の利用や、検査に長時間かかるなど、幼児に対して適用するには難しさがあった。
一方でMEGは、脳から発生するわずかな磁場の変化を捉えて、脳の動きを分析する技術である。そのため完全に非襲性であり、身体に害を一切与えることなく検査ができる。さらにこの小児用MEGは、母親のそばで検査することもでき、その上検査にかかる時間も短いため、子どもにとって非常に優しい検査方法となっている。
引用:http://jp.ricoh.com/company/empowering/column/01/
子どもに何時間もジッとしておいてというのは過酷ですし、お母さんがそばにいれるのは嬉しいですよね。
幸せに育つために
小児用MEGによって、先に挙げたような発達障害による脳の動きや育ち方の違いが、目に見えて分かるようになると、発達障害の診断がより正確にできるようになる。これまで人の目に頼るしかなかった診断に、客観的なデータで補助できることのメリットは大きい。
「親にとっても、目に見えるようになることで、発達障害が自分の育て方のせいではなく、脳の症状であると正しい理解がしやすくなります」。実際に小児用MEGを使った診断研究も行う菊知教授は、そのメリットの大きさを指摘する。
親から最初に聞かれる質問は、「うちの子はちゃんと普通になっていくのか?」が多いそうだ。実際、脳の特徴は、大人になって軽くなることはあっても、残り続ける。
「治る、治らないという話ではないんです。脳の『個性』として、その子『らしさ』として、勇気を持って受け入れてほしいです」。
ここから分かるように、発達障がいは治る、治らないのではなく個性として
その子らしさとして受け止めるというのは大切かもしれません。
けれど、心配なのは親としてはあたりまえですが、今まで見たいに見えないのではなく「可視化」できれば多少、支援が入れやすく伸ばしてあげた方がいい部分も見えることで安心に繋がるかもしれませんね。
でも、今の所使用している病院が日本ではありません。
導入が進めば何かしらの糸口になるかもしれませんね。
1度リコーのホームページをのぞいてみてください。
発達障がいの子どものためのタブレット教材こちら
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