息子の進学のとき「普通級」が「支援級」かとても迷いました。
発達検査も年長の夏ごろに受けれるように、期間を調整して相談にいこうと思っていました。
それは教育委員会でも、発達検査をしてどちらがいいかを決めようと思っていたからです。
この就学相談は、子どもがどの学校、学級が適切なのかを判定してくれる相談です。
でもこの検査ちょっと考えて頂きたいのです。
就学相談
「この時期に就学相談しますよ!」と通知が来るのもではありません。
だいたい6月~秋ごろに行われるところが多いようです。
私たち保護者が自分で申込みが必要ですが、お住まいの地域によって申込み方法が変わります。
保育園や幼稚園から申し込む場合は、園を通じて申込みになりますので相談なさってください。
直接申し込む場合は、教育委員会に連絡して面談を申し込みます。
私は保育園から「就学支援シート」を書いてもらい、精神科医さんの意見書とを持ち、小学校の校長先生に面談をお願いしました。
校長先生に息子を見てもらってから、教育委員会での検査を申込み決めようと思っていたのです。
教育委員会の就学相談は、数回行われることが多いです。
一連の流れとしては、今までのお子様の様子や、親の希望などを聞きとりをし、医師診断や心理士さんによる発達検査を行います。
また幼稚園や保育園まで委員会のかたが足を運び、様子を観察しにいらっしゃいます。
面談や希望、話し合いの結果を踏まえ、支援級なのか、普通級なのか、通級なのかという結果が1月31日までにお知らせが来ます。
万が一こちらの希望に合わない場合は、異議申し立てをすることになります。
希望が最初から支援学校など決まっている場合
この場合は相談の面談の時点で、判定してくれる委員さんと、親御さんの話し合いによって決まります。
書類で支援級と決めることができますので、検査などには出向かなくて大丈夫だそうです。
支援級か支援学校か迷っている場合
少し話はそれますが、支援級と支援学校で迷ってる方に注意としてお知らせです。
まず支援級とは通学する学校の中にある場合が多いです。
○○学級や○○組など、色々な名前があると思いますが、普通級と支援級で悩まれる方は多いでしょう。
一方、特別支援学校とは少人数で専門の先生に、自立を促す教育を受ける学校です。
例えばIQがぎりぎりであったり、支援級でも大丈夫そうだけど、支援学校のほうがいいかなと迷われている場合、判定日や判定結果は必ず受け取ってください。
発達検査をして思ったよりIQが足りてないとか、発達の凸凹が目立つと言われたり、園での様子も色々と言われたりして、お母さんとしては判断に迷うときでもあるでしょう。
そのときに「支援学校でいいや」と判定を放棄や辞退してしまって、判定日までに「支援学校に行きます」と言ってしまうと今後、「やっぱり支援級に・・・」と意見する権利がなくなってしまうのです。
迷っているかたなら、判定日まで待って判定を受け取るとは思いますが、色々と心労もあり「やっぱり・・・」と追いつめられるお母さんもいらっしゃるでしょう。
分かります。
不安だし、もう決まったようなもんだから支援学校の方がいいよね。って思う気持ち。
でも、やっぱり子どもの力も信じたいし・・・。
その場合は、早くに決めてしまわずきちんと判定日まで待って、ちゃんと判定結果を受け取りましょう。
教育委員会で検査を受けるメリット
大きなメリットとしては学校の校長先生や、担任と連携が取れるということです。
教育委員会の発達検査というのは、児童相談所や発達支援センターや、医療機関とは別で検査をします。
絵心が無いのでお見せするのが恥ずかしいですがイメージはこんな感じです。
教育委員会というのはまったく独立した所なのですね。
学校、教育の観点から先生との連携を取ってれます。
教育委員会で検査を受けるデメリット
融通が利きにくいということ。
教育委員会の専門の委託医師が「この子はこうですね!」と言ってしまえば、教育委員会も校長、担任も評価が横並びになってしまう恐れがあるということです。
もちろん全ての地域の話ではありませんし、その学校の方針にもよります。
私の意見になって申し訳ないのですが、発達障がいというのは「個性」だと思っています。
その個性が少し違ったり、周りに理解されにくかったり手助けが必要だったり。
でも素敵な個性だと思うのです。
もちろん、子どももお母さんもその個性によって、しんどい想いをされていたり、つらい想いをされていることも重々理解しています。
それでも、私は個性を大切に。
潰すことはなくその子のいいところを、もっと伸ばしていけたらなぁと思うのです。
それを障害と決めつけてしまって、1つの尺度で横並びの評価というのも、どうなのかなぁと思うのです。
教育委員会の発達検査を受けるメリット、デメリットも踏まえ、どれが子供のためになるのかを考えていきたいですね!
連携をとってくれるのは、とってもありがたいですもんね。
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