周りから言われる~論について

発達障がい児、グレーゾーン:母親同士のマウンティングは誰のため?

マウンティング=格付け

これって発達障害を持つ

子どもの母親同士でも結構あるのです。

療育に通ったり

小学校の中でも

通級でも

放課後ディ利用でも

親同士のマウンティングがあるのです。

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思っていなくても言葉に出てしまう

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うちの息子のことですが

最初は週に3日は学童

週に2回は放課後ディにしようと思っていました。

 

 

同じ放課後ディに行こうとした

お母さんが見学に行きました。

 

その時に

「私たちの子どもが通う所ではないと思う」

とおっしゃいました。

 

ぱっとみで

障害を持っていると思う感じの子どもばっかりで

発達障がいグレーの子どもが

行くところではないという結論でした。

 

 

確かに、そうなのかもしれませんが

我が家は「学童」が

子どもに合っていないと感じましたし

ストレスを感じていると伝わったので

週に5回、手厚い放課後ディに決めました。

 

そのときに

「●●くんは、あんなところに通う必要ないし

うちの子も寂しがるから学童おいでよ~」

と言って頂きました。

 

そのときに、少し違和感を感じていました。

療育にも通ってた時に

感じていた違和感です。

 

たぶん、これは

お相手は格付けをしているつもりはなくて

そんな事を思っていなくても

自分の子どもと比べて

障害の程度が高いと

思っているのだと思うのです。

 

 

一緒に療育を受けていた時も

「あそこのお子さんとは違うから」

「あの子は大変そう」

 

それはとっても理解できるのです。

見ていても「大変そうだなぁ」

と感じることはあります。

 

 

でも、そこで

「うちの子は楽だなぁ」

と思った事はないのです。

 

それぞれに大変なことがあって

大変な箇所なんて

家庭それぞれによって違います。

 

でも、これは別に悪いことだとは思いません。

人は自分より大変そうな方をみて

励まされたりするからです。

 

自分はましだから

頑張ろうと思う気持ちもあるからです。

 

でも、親が格付けをしてしまうのは

子どもにとって良いのか悪いのかを

考えてみてはどうかと思います。

その気持ちは子どもにとってどうなのか

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多動が目立ったり

多弁が目立ったり

行動が目立つ子は

支援や支援者の目が届きやすいので

補助も入りやすいかもしれません。

 

しかし目立たない子は

支援者も

「困ってなさそうだから大丈夫」

と思ってしまいがちです。

 

また息子のように

自分の中で相手の行動と

自分の気持ちがすれ違ってしまっている子であれば

それを表に出さないままであれば

勘違いしたままになってしまいます。

 

 

目立たない子だからこそ

親が子供を適切に補助するというのが

とても必要だと感じます。

 

 

それが学童なのか

放課後ディなのか

療育なのか病院なのか

子どもにとって、

どんな支援が必要なのかを

一番の理解者である

親が考えてあげるのが

いいのではないでしょうか?

 

親が知らないうちに

「うちの子どもは、この子より大丈夫」

と思っていたり

放課後デイに通っているのが

恥ずかしいと思ったり

通級が恥ずかしいと思っているのであれば

それは親のエゴだと思います。

 

子ども自身が

嫌だと言ったならば

それを受け止めるのは必要でしょう。

 

しかし、そうではないのであれば

ちゃんと子供を見て

判断してほしいと思います。

 

子どもが二次障害に

なってしまったら

それこそエゴとか言ってる場合では

なくなるでしょう。

 

遠い知り合いで

多動が年中さんから目立っていて

幼稚園から発達検査を

打診されても

「うちの子は普通です」

と言い張って検査を受けなかったご家庭があります。

 

現在、小学校3年生ですが

不登校になってしまいました。

 

 

その子のご両親はおっしゃいます。

 

 

不登校が恥ずかしい。

みっともない。

躾がないってない。

甘えているだけ。

なまけているだけ。

 

 

これ、そうだと思いますか?

 

発達障害グレーかもということを

打診されたのに現実を見ないで

子どもにストレスを与えた結果では

ないかと私は考えます。

 

不登校が恥ずかしいとは

誰が恥ずかしいのでしょうか。

 

なまけているって

誰が決めることなのでしょうか。

親の人生と子供の人生は違う





私たち親とは

子どもより先に

この世からいなくなるのが早いです。

 

 

せめて、親が入れる間は

子どもが自立したり

ストレスを感じた時に

どうすればいいのかといった

対処法などを

子どもと考え伝えていかなければ

いけないと思います。

 

親の人生と

子どもの人生は

当たり前ですが違います。

 

親の所有物でもありません。

 

子どもの人生を歩むのは

誰でもない子ども自身なのです。

 

それであるならば

発達障害を知らないまま

二次障害に苦しむ子供を

残していくより

自分で決断出来たり

自分の意志で行動できるよう

自分のことを周りに伝えれるように

していくと親としては安心だと思います。

 

 

これはダウン症の子供を持つお母さんと

話していた時の事です。

 

 

「自分が死んだらってことを考えられない」

「子供が支援なしで生きていけるのか心配」

「兄弟に見てもらうのも、その子の負担になる」

 

 

話をお伺いしていて

私も考える機会を頂きました。

 

 

それぞれに人生があって

生活があります。

 

 

息子は1人っ子なので

兄弟などはいません。

 

では私たちが居なくなった場合

この子はどうなるのか。

そう考えました。

 

今、私たちのエゴで

放課後ディは恥ずかしい。

通級はしたくない。

みんなと同じようになってほしいから

みんなと一緒に普通にしよう。

などと考えていては

子どもが1人になったとき

大丈夫なのかと思いました。

 

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凸凹は個性だよと

言えるのは

まだ親だけだったり

理解が広がっているところだけだったりします。

 

社会にはまだ浸透していないことも

多いです。

 

その社会が「個性だよ」

と必ず言うのかと言えば

分かりません。

 

 

苦手だとされる部分を

出来る限り補えるようにしていくのが

親の役割ではないかと

考えています。

 

 

凹の部分を

平均にもっていくのは難しくても

どうすればいいのかという

対処法を考えることはできます。

 

躾がなってないと言われるのは

頭ごなしに子供を

怒らないから甘いとか

躾が・・・と思われることもありますが

こちらは理由を探していたり

気持ちを肯定している姿が

甘やかしていると思われる

理由の1つなのかもしれませんね。

 

でも実は

イライラを押さえて諭すのって

とても大変なのです。

 

 

これは、こちらしか分からないことですし

分かってほしいというのも

違うと思います。

 

だから、ただ

お母さんやご家族が

分かっていればいいと思いますし

胸を張っていて欲しいと思います。

 

子どもの立場にたって

子どものことを考えて行動していけば

何も恥ずかしいことではないと思います。

 

胸をはって

周りに惑わされることなく

子どものことを考えて

行動してほしいと思います。

 

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さくら
発達障がいグレーゾーンの子どもがいる母親です。 どうにかできないかと奮闘した過去があり 現在は楽しみながら家庭療育や考え方の見直しをしています。 独りで辛かった過去から、今の悩んでいるお母さんの力になれればと思い サイトを立ち上げました。
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