発達障がいにまつわる考えかた

発達障害児の服装へのこだわり

こだわりとは

子どもそれぞれにあって

違います。

 

お母さんも頭を悩ませることも多い

洋服のこだわりについてです。

息子もこだわりはありました。

すごく頭を悩ませました。

 

「これ嫌!あれがいい!」

と癇癪を起すことも多く

洗濯して濡れたままでも

着ると言い張ったときもありました。

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こだわりなのか感覚過敏なのか

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子どもによって

こだわりなのか感覚過敏なのかを

切り分けていくと

わかりやすいかもしれません。

感覚

息子は洋服のタグが大嫌いで

ナイロン製は着たくない

肌触りはタオルの様なふかふかのものが好きでした。

 

この場合

感覚過敏は

タグとナイロン製になりますね。

 

また、背中や腕

手や足など部分は様々です。

 

息子は背中とお腹でした。

その代り下半身はとくに問題なく

どんな洋服でも着ていましたし

靴が左右逆でも関係なかったです。

 

これは過敏と鈍感という

両極端なものです。

 

タグが苦手で

ちくちくする!

嫌だ!!!!

とすぐに脱いでしまったり

泣いてしまったりしていました。

 

 

タグがない洋服を探したり

外側にタグがついているものを

選んで買いだめたりしていました。

 

 

夏服、冬服があるので

出来る限り肌に触れるところは

同じ服でした。

 

90㎝、100㎝、110㎝、と

同じ服をサイズ違いで買っていました。

ナイロンもちくちくした感覚になるようで

綿100%の洋服のみ着ていました。

 

 

制服の無い保育園だったため

まだ助かりましたが

これで制服があったりすると

大変だなぁと感じました。

 

感覚でいうと

・パーカーの紐がダメ

・ワッペンがだめ

・靴下が嫌い

・マフラーは大丈夫だがハイネックは嫌い

・帽子の顎紐がダメ

・手袋が嫌い

・ちくちく、ごわごわが苦手

・着古した感触が好き

・縫い目が嫌い

・肌が出るのが嫌いで夏でも長袖長ズボン

・ボタンは上まで閉めるのがダメ

・靴が左右逆でも気にしない

・洋服の後ろ前た左右反対を気付かない

 

 

そのほかにも色々とありますが

感覚的に

締め付けられるのが嫌だったり

逆に締め付けられるのが好きであったり

綿の肌触りが好き

ちくちくするのは嫌い

など子供にとって

嫌な感覚と好きな感覚があるようです。

 

 

これは大丈夫なのに

これはダメなの!?といったように

理解できないことも多く

一見だらしないと思う服装を

好む子供もいます。 

 

これは、感覚的なものになるので

絶対に着なさいとか

ちゃんとして!というのが

難しいところでもあり

お母さんが悩むところでもあります。

 

打開策としては

少しづつ慣れるのを待ったり

出来るだけストレスのかからないように

取り除くことが出来ることが

出来るなら対処をしてあげるといいと思います。

 

 

制服などに関しては

先生と相談して

行事ごと以外のときは

ボタンを外すのを認めてもらったりと

工夫が必要かもしれません。

 

 

ここでも周囲の目というのが

気になるところですが

子どものストレスから守るためにも

見守ってほしいと思います。

 

感覚にかんしては

子ども自身が

だらしないとかいう訳ではないので

どうしようもないことです。

 

我が家では

「6月になったら半袖だよ」

「11月になったら長袖だよ」

と視覚的にも分かりやすく

子どもに説明をして

ルールを決めてしまい

それに沿って行動してもらっていました。

 

衣替えを一緒に行って

お休みする洋服さんだね~と

言いながら

子どもに納得できるように

行動する事も心掛けていました。

こだわり

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息子のこだわりといえば

1つの洋服を着たがる

1つのタオルの生地が好き言った事でした。

 

同じ洋服を買ってきて

ローテーションで着せていましたが

毎日同じ洋服での登園でした。

 

梅雨時期は乾かないこともあって

そのときは半乾きのものでも

着ていく!と泣いていました。

 

色々と洋服はあるのに

毎日同じ洋服を着たがるのも

最初は理解できませんでした。

 

周りにも

「ずっと同じ洋服着せてる親」

だと思われているんだろうな・・・と

気になりました。

 

こだわりがあると知ってからは

気持ちが楽になりましたし

「この洋服好きみたいで~」

と周りのお母さんに言えるようになりました。

 

 

こだわりでいえば

・洋服のチャックは全て閉じないと気が済まない

・長靴など一定の靴を好んで履く

・色にこだわりがある

・形にこだわりがある

・着心地に一定の基準がある

・洗濯洗剤の好きな匂い、嫌いな匂いがある

・バックなども決まったものを使い続ける

・ボタンを全部閉めないとダメ

 

 

などありますが

これは本人の中で

一定の決まりや

安心するものであると

認識している場合が多いので

無理やり治そうとしないほうがいいでしょう。

 

 

息子は1個のバスタオルの生地に

こだわりがあり

いつでも手放すことはなく

ぼろぼろになっても

ずっと使っていました。

 

外や園にも

持っていこうとするので

小さく切って

そっとカバンに入れていました。

 

そうすると

パニックになりそうな時でも

タオルを触ると安心するようで

落ち着くことが多かったです。

 

 

この、こだわりに関しては

年齢と共に薄れてきたり

別のものに興味がうつる場合が多いので

長い目で見守っていくといいかと思います。

 

 

それが安心材料になっているのであれば

なおさらですね。

不器用さ

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息子は手先が不器用で

今でも小さいボタンなどは苦手です。

 

保育園の頃なんて

もっともっと不器用で

大きいボタンでも

止められませんでした。

 

 

なので工夫として

極力ボタンのモノは着ない。

靴はマジックシューズ。

ボタンのものを着るときは

上の何個かを外して

そのまま被り物のように着せていたりしました。

 

少しだぼっと見えますが

1つ上のサイズを買うと

首元のボタンが留めやすいです。

 

手先は家庭で出来る療育をしだしてから

だいぶと器用になってきました。

理解できないこともあるが見守っていく

こだわりも、

感覚に関しても

子どもがどうこう出来る

問題ではないことが多く

見守ったり、促したりしていくしか

出来なかったりします。

 

 

冠婚葬祭や

きちっとした場所では

ボタンを留めないといけなかったり

どうしてもここだけはしないといけない時も

出てきます。

 

いつもと違う場所で

気を遣ったりするのは

お母さんも大変ですよね。

 

 

息子も冠婚葬祭の場所で

ボタンを2個しめずに

出席したことがあります。

 

 

最初は行くのを辞退しようかと思ったほどでしたが

どうしても行かないとだめだったので

そのまま外して行きました。

 

 

周りからは

「ちゃんとボタンさせてないなんて」

と言われました。

 

 

でも、ボタンをしめて

癇癪をおこされるほうが困るので

首が苦しいみたいで~で乗り切りました。

 

 

これは小さいうちだったので

許されたことかもしれません。

 

今はこだわりもあまりなくなってきましたが

感覚過敏はまだあるので

タグ関係は切っています。

 

また季節にあった服装も

少し理解しにくいようなので

視覚的にルールを作ってしまっています。

 

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小学校に上がって

自分で調節ということが

出来るかどうかが心配ではあります。

 

 

今は暑かったり

寒かったりしますが

なんとか自分で調節しているようですが

担任の先生にも

サポートをしてもらえるように

話しています。

 

 

家でも

暑いか寒いかを

小まめに聞いて

自分の感覚がどうなのかを

感じてもらうようにしています。

 

 

 

苦手なことがあっても

長い目で見守っていく事が

大切だと私は思います。

 

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さくら
発達障がいグレーゾーンの子どもがいる母親です。 どうにかできないかと奮闘した過去があり 現在は楽しみながら家庭療育や考え方の見直しをしています。 独りで辛かった過去から、今の悩んでいるお母さんの力になれればと思い サイトを立ち上げました。
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