以前からタブレット教材での勉強を進めてきました。
しかし問題点もあり、違うものはないかなぁと探していました。
問題点というのは通常のタブレット教材は「分かっていること、分かることが前提にある」ということです。
目次
今まで使ってきたタブレット教材の問題点
スマイルゼミ、学研ゼミのタブレット教材を使用していました。
息子も最初はとっても楽しそうに勉強をしていました。
なーんて思っていたんですけどね。
ある日、問題が起こりました。
話を聞いてみると「なんで、ここがこうなるのか分からへん」と。
その時に気付いたんです。
スマイルゼミや学研ゼミは「分かることが前提であり、分かっていることが前提にある」のです。
分からない所があれば、その説明は親が分かりやすく噛み砕いて説明したり、我が家では紙に絵を書いて説明していました。
そこで「発達障がいの子ども向けのタブレット教材」があることをしり、まずは無料でためしてみました。
勉強でどんな問題が分かりにくかったか
こういう文章問題って、よく出てくるじゃないですか?
息子はここで分からなくなってしまったんです。
前提として「この文章を想像できて当たり前」があるので、想像が難しい息子にとって文章だけで答えを導けというのは難しいんですよね。
そして「割り算ってどんな計算なのか」という概念も「知っていて当たり前、理解して当たり前」といったところがありました。
私たちは12÷4=3とすぐに答えがでますが、それは頭の中である程度、絵が思いつくからですよね。
息子と勉強するときは、いつもこのようにイメージを伝えなければいけませんでした。
おはじきを使うときもありましたが、できればプリントの上でも出来るようにと紙に書いて教えていました。
すららの良いところー解説編
先ほどの問題であれば、私は紙に書き出していましたが、すららはこのように動き付きで説明をしてくれます。
まず、これが他にはないところでした。
これを動きをつけて、1つ1つ袋に入れてくれるので視覚優位な息子には分かりやすくイメージも付きやすいみたいです。
次は、自分で実際に分けていきます。
次は式の方法を教えてくれます。
クッキーの絵が簡略化されて見えやすくなってきます。
これが割り算っていうんだよ。と教えてくれていたり、記号の読み方も教えてくれます。
「全部の数」とか「1つ分の数」とか「いくつ分」とか教科書の穴埋め問題があるんですけど、概念が分かってないと、全く分からないので・・・。
…と、なってしまうんですよね。
だから、この詳しく噛み砕いた説明の仕方をしてくれるのは嬉しいですね。
すららのいいところー練習編
概念の説明が終わったら、実践に入ります。
まずは文章が出てきます。
ここで息子の苦手意識が発動して「うううう」となりますが・・・
ちゃんと図解が出てきてくれるので、安心するようですし、実際に自分で操作して箱に詰めていく作業をするのでイメージも付きやすいですし、手も動かすので理解が進むようです。
ここの図解で理解が出来たら次は式を組み立てます。
下のマス目に直接書いて「にんしき」→「けってい」で上の式に反映されます。
答えがあっていると「全部の数」「1つ分の数」「いくつ分」と補足が出てくるので、子どもと認識のずれを確認することができますよね。
すららは応用もやってくれる!
日本語って難しいですよね。
少し言い回しが変わるだけでも、式の組み立てが変わります。
こういうところに息子は弱いので。
となりがちですが・・・。
ここでも図解さまさま。
まずは1人1人に配ってみようね!と優しいステップがあります。
図解で概念がわかったら、こちらも次は式を立てる練習です。
私がいいな!と思ったのは「わられる数」「わる数」があるところです。
これも教科書では穴埋めがあって、「これなんやろ?」と思ってたのですが理解しました(私が)
最後はまとめプリント
全部の練習が終わったら、まとめプリントがあります。
これには書けないのでノートなどに書いていきますが、ほぼあっています。
間違っていたら、また前に戻ることが出来るのでとても便利でした。
もちろん、答えは次にありますので子どもの理解力も見れますよ!
出来ることは無学年方式
息子は算数(数学)は大の苦手ですが、国語はある程度できます。
無学年方式とは、出来ていれば2年生でも3年生の国語が出来たり、3年生の算数(数学)が出来たりと進むところはどんどん進めます。
英語は高学年からしかありませんが、簡単な発音の仕方や、単語のみなので息子も取り組んでいます。
すららのメリット
・とってもスモールステップなこと。
他のタブレット教材は「理解できている」というのがあるので、どうしても分からない教科はそのままにしてしまったり子どもがやらなくなってしまいます。
でも、すららはくじけないように「スモールステップ」
これは嬉しいですね!
・概念の図式。
授業でも「想像できて当たり前」で飛ばされてしまうところを、しっかりとしてくれます。
親としては「こんなん必要?」と思ってしまいますが子どもにはいいみたいです、
割り算だって、誰に何個ずつ~なんて絵に描かなくても頭で考えればいいやん!って思ってしまいますが、そういう躓きがあるんだなぁ。って理解できました。
・1つの項目が大体10分~15分なので飽きやすい子どもにピッタリ!
息子は1つの項目が出来たら休憩を入れると言って自分で休憩を入れてから、また取り組んでいます。
・定着をしっかりさせてくれる
発達障がいの子どもや、発達障がいグレーの子どもは「定着」がしにくいのです。
前もやったのになんで覚えてないの!?ってなりますが、それは回数をこなせばいいという訳でも、勉強量が足りないわけでもありません。
すららは定着のポイントをしっかりとしてくれるので、子どもも思い出しやすくイライラすることもあまりなくなりました!
すららのデメリット
・教科が3教科
国語、算数(数学)、英語のみなので社会、理科は別の手段でカバーになります。
全教科網羅してもらえると助かりますよね。
・家でpadやパソコンがないと出来ないです。
専用端末がありませんので、お家にあるものを使うことが必要になってきます。
すららの月額
入会金 | 10,800円 |
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小・中コース | 8,640円 |
中・高コース | 8,640円 |
小・中・高コース | 10,800円 |
スマイルゼミなどに比べて、多少高いですが分からないところは学年をさかのぼって学習できて、できる科目は繰り上がって学習できるので飽きずに楽しいかもしれませんね。
なにより、分からない科目があるのに放置されるよりキッチリと理解できるので多少高くても目をつぶるのもありかな。と思ってます…。
途中で解約しても違約金もないので、辞める時にも気持ちが楽ですね!
どんな感じなのかはサイトでお試しが出来ますので、お子様とやってみてはいかがでしょうか?
勉強の理解の遅れをさかのぼり学習で取り返していくと、子どもも「分かった!」になって勉強が楽しそうです。
親も怒らないでいいですし(笑)
タブレットやパソコンがあれば、すぐに無料でおためしできますし、無料で資料請求もできますよ~。
公式サイトは下のリンクから飛べます。
>>苦手な所はさかのぼり学習ができる無学年タブレット教材:すらら<<