子どもがソワソワしてしまう。
落ち着きがない。
いつも体に力が入っている。
我が家の息子も「多動」とまではいきませんが、少し時間がたつとそわそわ。
「ねぇねぇ、あとどれぐらい?」とすぐに聞いてきますし、身体の力を抜くのがとても苦手です。
強化法として簡単で親子で会話しながら楽しみながら出来るお家療育をお伝えしますね!
目次
用意するもの
どこにでも売っているバランスボールです。
サイズは直径65㎝~75㎝でお子様の身長に合わせてあげてくださいね。
息子は今身長が120cm程なので直径は70cmを買いました。
滑ると危ないので、出来ればヨガマットがあればいいと思います!
厚さは6mmあれば大丈夫ですが、10mmあれば落ちてしまったりしてクッションがしっかり効いていますよ~!
どんな効果があるのか?
バランスボールを使用するので、バランス感覚が強化できるのと一緒に「力」を抜くことを覚えられます。
そのため、気分の落ち着きを鍛えることが出来ますよ~!
いつもどこかに力が入っている子どもや、落ち着きのない子どもに有効な方法です!
やりかた
やりかたはとっても簡単!
でも1人では危ないので、必ず大人の人としてくださいね。
また、ポイントも読んで行ってみて下さい。
まずは乗る!
足はついたままでいいので、だらーんとバランスボールの上に乗ってもらいましょう。
ボールに抱きついている時はリラックスをしている状態なので、身体の力も徐々に抜けてきます。
バランスボールを動かす
親が前後にゆっくりとボールを動かしてあげてください。
前後が終わったら、前後左右も同じようにゆっくりと動かしてあげてくださいね。
この時、支えるのはボールと子どもの背中を支えてあげてください。
最初は緊張するかもしれないので
と言ったように安心する声掛けをして下さい。
慣れてきたら変化を与える
上手く力が抜ける状態になってきたら、少し早く動かしてみたり、大きめに動かしたりして子どもの様子を見てください。
息子は早く動かすと最初、どうしても身体に力が入ってましたが、慣れてくるとバランスボールに体を預けるということが徐々にですが出来てきました。
支えるのを背中から足に移動
変化させるのにも慣れてきたら次のステップにいきましょう!
別にすぐ出来なくて大丈夫なので焦らないようにして下さいね~。
今までは背中を支えていましたが、子どもの両足をもって、前後左右に体を動かしてあげて下さい。
金魚体操ってご存知でしょうか?
あれをうつ伏せでバランスボールの上で行うイメージです。
弾ませる
ここからは少しバランス感覚を補う練習になります。
子どもをバランスボールに抱きつかせたまま、親がボールを弾ませてあげるのですが、これ結構、力がいるのでお父さんでもいいかもしれません。
まだ小さい子どもだといいですけど、息子も小さいながら19キロあるので、私の腕がプルプルします。
出来るかな?ボールの上に座らせる
子どもをバランスボールの上に座らせて、お母さんは子どもの両手をもってあげて、前後左右に動かしてみてください。
いきなり1人で支えなしは怖いですし、危ないので、両手を支えることは忘れないようにして下さいね。
ここでバランス感覚が養われていきます。
最終はボールの上に立ってみる!
最初は手を支えてあげてもいいと思います。
バランスボールの上に立って、自分でバランスを取って見るということです。
これは長い目で見てあげてくださいね。
いきなり出来ないのが当たり前なので
と思わないで大丈夫ですよ。
重要なポイント
1、バランスボールの空気
バランスボールの空気を、ぱんぱんに入れてしまうと転がりやすくなり危ないので、押すと少しへこむぐらいにして下さい。
2、ボールが怖い子
ボールが怖い子も、もちろん居ると思いますので、その時は様子を見ながら、どこまでなら怖くて、どこまでなら怖くないのか。
一緒に感覚を確かめたりしながら、子どもと一緒に楽しんでみてください。
話を聞くチャンス!
バランスボールに抱きついている時の子どもは慣れてくると、とてもリラックスしています。
なので、その日にあったことなどを、たくさんお話聞いてみてあげて下さい。
その時は子どもの話を否定せずに全部聞いて見てあげて下さい。
「そうなんや~そうやって思うのね~」こんな感じでいいので一旦、受け止めて下さい。
そんなこと考えてたの!?って思う事もありますが、思わぬことを聞けたりしますよ。
触れ合いが出来ますしゆっくりと、親子で過ごす時間として決めてもいいですね!
家庭療育は楽しみながら
私は家庭療育を「楽しみながら家庭療育」をして行ってほしいと思うのです。
子どもも親も楽しみながら行わないと、嫌になってやめてしまいます。
家庭療育は毎日少しずつでも、時間を使っていく事が重要です。
6時間みっちりするより、毎日5分でも10分でもいいので、少しずつ行うと効果的です。
なので、お母さんも「しなきゃ!」ではなくて「触れ合えるチャンス~!!」と思って楽しんでくださいね!
発達障がいの子どものためのタブレット教材はこちら
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