以前の記事にコメントをたくさん頂き、たくさんの声を聴かせて頂きました。
本日はその記事の中にある1つのことを掘り下げていきたいと思います。
この中の1つとは「旦那さん」についてです。
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この問題を抱えているご家庭も多いのではないでしょうか?
旦那さんは受け止めにくい
私の身内でいらっしゃったのですが、兄弟の下の子が発達障がいと診断をされて様子見として療育に通っていました。
その時、旦那さんは「上の子だけの面倒を見る。障害者の息子はいらん」と言われたそうです。
そのお母さんは、下の子供のことを全部自分で抱えてしまって身体を壊されてしまって結局、離婚をされました。
いやいや・・・自分の子供に変わりはないじゃない・・・と思いましたが我が家でも理解してもらうのは3年ほどかかりました。
検診を受けて発達障がいかもしれないと言われた時、もちろん旦那さんに伝えますよね?
私も、もれなく伝えましたが「なんかの間違いじゃないの?」と言われました。
- 「障害者なん?」
- 「治るん?」
- 「そんなん子どもなんて成長はそれぞれやん」
- 「元気なほうがいいやん」
- 「別に普通やん」
- 「障害者やったら、どうなるん?」
- 「遺伝なん?」
このようなことを言われていました。
私も、信じたくなくて疑心暗鬼だった時期であり、障がいと言うことが信じられなかったのです。
信じられない中、そのようなことを言われるとこちらとしては不安にしかなりません。
普段から、あまり育児に関わる時間がない旦那さんに対して伝えるのは難しいのかもしれません。
とくに赤ちゃんのころは、お母さんとの関わりは強くてもお父さんはあまり関わる事が少ないかもしれません。
そして、あまり他の子供と比べる機会もないので理解しにくいのかもしれません。
また「障害」というのはとてもショックであり
- 躾の問題
- 愛情の問題
- 育て方の問題
- わがままを許している
などの思い込みやお母さんの責任にすることで、自分の責任から逃げているようにも思えます。
お父さんはお母さんより、受け止めるのも受け止めるのに時間がかかるのかもしれません。
療育や支援級に行くときに言われる時がある
「理解がなくて」とお困りの方も多かったように思えます。
そして自我が出てくるころに癇癪を起してしまったり、こだわりが出て来た時に頭ごなしに怒ってしまったり力で押しつけてしまうお父さんが多いように感じます。
頭ごなしに怒るというのが正解だと考えるのかもしれません。
お母さんが、子どもの気持ちを肯定するのがワガママに育てていると思ってしまうのかもしれません。
・・・私が言われたのですが
- 「そんなんワガママや」
- 「ぐだぐだ言わないで早くしろ」
- 「障害なんて関係ない」
- 「障害とか甘えや」
- 「甘やかせすぎ」
と言われていました。
療育にいくときも、発達検査を受けた時も「必要あるん?」と言われました。
凸凹が分かった時も「そんなん子どもはある」と決めつけていました。
聴覚過敏についても「慣れてないからびっくりしてるだけ」と、わざわざ花火大会に連れて行ったり人ごみに連れて行ったりとしていました。
まぁ癇癪などの後処理は私なのですけど・・・。
連れて行っても、そこでパニックを起こしたり癇癪をおこしても怒鳴るだけで、私がフォローをしないといけなかったので正直連れて歩いてほしくなかったです。
療育に通いだしたときは理解がなく「専門家の先生が~って言ってた」と伝えても「ふーん。だから?」と一喝でした。
私はお父さんを無視してしまって育児をしていました。
怒るときだけは「その怒り方をすると癇癪起こすからやめて」と伝えていました。
療育の先生方にもお父さんの理解はほしいですよね。とおっしゃって頂きましたが、理解を促すことが苦痛でした。
本来であれば、そのやりかたはいけないですが私にとっては期待をしないのが1番でした。
息子と向き合っていることに必死だったので、お父さんまで手が回りませんでした。
息子がだんだん変わりだしてから、お父さんの意識も少しずつ変わってきたのです。
「こうだから、こうしてほしい」
「息子はこれが苦手だからこうしてほしい」
と伝えたあとに
「息子が喜んでるよ~!ありがとう!」
「とっても助かる!ありがとう!!」
と伝えていました。
そうすることによってお父さんも、育児に関われていると感じれたようです。
頼られているというのがお父さんとしては、嬉しかったようです。
関われていると感じるとだんだんと息子への関わりかたが変わってきました。
怒り方が1番変わったように思います。
支援級か、普通級か迷っている時も「息子のいいようにしてあげてほしい」と優先してくれました。
ただ知り合いの中には、支援級を迷っている時に「障害があると思われたくないから普通級に行かせろ」と子どもの事よりも、自分の周囲からの見られ方を優先しているお父さんもいらっしゃいました。
そして、お子さんとの関わりも、お父さん優位で関わる事が多いので、特性を踏まえずに関わるので子どもがどんどん孤立していくことにもなりかねません。
極端な話、子どもを守るためには無視してもいいと感じる
私が過去虐待をされていたときに、誰も守ってくれなかったことにより色々なトラウマが残りました。
親が愛してくれない、理解してくれないのはとてもつらいことです。
さらに発達障害の子供たちは「わざとしているわけではない」のです。
だからこそ、お母さんが守ってあげてほしいのです。
極端な話ですが、お父さんよりを無視してでもお子さんを守ってほしいのです。
お父さんが理解してくれないのは本当につらいです。
お母さんとしても、板挟みになっているのもとても、とてもつらいです。
私も一時、子どもへの影響を考えて離婚を考えていました。
離婚を考えた前は家庭はぎくしゃくして子どもにとっては、あまりいい環境ではありませんでした。
必死で私が息子と向き合う中でお父さんも感じることがあったのか、少しずつではありますが色々な歯車が回ってきたように思います。
お父さんとお母さんが一緒に子供と向き合っていくのが理想です。
しかし、それが難しいのであれば子どもをお母さんが守ってあげてほしいのです。
忘れないでほしいのは、お母さん自身のことも守ってください。
どのような形であっても子どものことを考え、お母さんのことも大切にしてほしいです。
理解してほしいわけではない。
ただ、受け止めてほしいだけというときもあります。
受け止められないのは、お母さんがストレスがかかります。
子どものことも理解をしたいのにストレスがかかって、お母さん自身が潰れてしまったり病気になってしまったりしては楽しい育児が出来ません。
子どもと向き合う事も出来なくなってきます。
だからこそお母さんの安全地帯もちゃんと作ってほしいと思っています。
離婚をしてから育児が楽になったとか、子どもと向き合えるようになったという人たちを知っています。
シングルで育てていくのは、とても大変だと理解しています。
もちろん離婚が良いことかと言われればそうではないと思います。
子どもにとって両親がいることが幸せなのかもしれません。
しかし、お母さんとお子さんが安らげないのであれば、その環境はどうなのかと私は思います。
両親揃って、子どもの障がいに向き合っていくべきというのは理想だと思います。
それに向かうのも良いと思いますが、理想と現実は色々と違うものです。
お母さんの体調や環境を考えてお子さんと楽しく向き合ってほしいと思います。
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