お知らせ

待機児童ゼロを3年見送り:2020年度末までに?

今回は発達障害に関してではありませんが、育児ということに関してNEWSとして書いていきます。

育成幼稚園の放火も続いているようでこちらも怖いですよね。

さて、待機児童の話に戻していきますね。

女性の社会進出を促す政府と、追いつかない待機児童の問題です。

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まず待機児童の定義は?

  • 無認可保育園に通っている場合は対象外
  • 育休明けの入所希望として、入所予約の場合は、待機児童に含めない
  • 求職中は原則含まれない
  • 保護者の育児休業中

 

保護者の育児休業中の場合は、自治体によって判断が分かれるといいます。

 

川崎市の待機児童は0となっていますが、保護者が育休中の331人は待機児童には含まれていないといいます。

 

このようなばらつきを改正しようと、3月に定義を見直し、保護者が育児休業中でも復職の意思がある場合は、待機児童に含むことで統一をしました。

 

26自治体が定義を見直しをしなかったといいますが、18年度からは全ての自治体が適用することになるといい待機児童数はさらに膨らむ可能性があります。

 

 

また「求職中は原則含まれない」というのは本末転倒です。

京都市は保育園を選ばなければ、求職中でも保育園に入園できましたが、それが出来ないのであれば職を探す事も出来ないのではないでしょうか。

 

産休明けに、すぐに入園できた私はラッキーでしたが保育園は選べませんでした。

 

育児もしながらと考えると、103万円の扶養内で働く女性が多いと思いますが、平成30年より新たに出来ると言われている150万の壁というのも気になるところです。

 

 

私も働きながら保育園に入れていたので思うのですが、パート代=保育園費になる月が多く、働くために保育園に入れているのか、保育園に入れる為に働いているのかまったく分からない状況でした。

 

なぜなら保育園料は、前年度の収入で決まるのでフルタイムで働いていたら、保育園料が高くなるのは当たり前なのです。

 

働け働けというわりに、働きに出れない状態のお母さんも多いと思います。

さらに消費税の増税や物価の高騰など、生活基盤の金額が上がって働かないと生活できない状況なのに、働きに出るには預け先がないと働けません。

 

子どもを預けながら働くことの厳しさ

子どもって突然、体調を崩します。

しかも感染症も多く保育園に行けない決まりも多いです。

 

 

そうなると1週間休まざる負えない日も出てきます。

私は両親に頼ることが出来なかったため、お休みを頂くための電話をするのが本当に苦痛でした。

 

責任のない仕事と言ってはいけませんが、私でなくても出来る仕事を、探さないといけなかったのです。

 

子どもを産むまでは私は販売業をしており週末や大型連休こそ、稼ぎ時で絶対に出勤しないといけなかったので、その職種は諦めないといけませんでした。

事務や、カレンダー通りのお休みを頂ける職場を探して働くことになるのですが、急なお休みは当然、職場にも大変迷惑をかけることになります。

 

 

しかも保育園の時期は0歳~6歳という体調も崩しやすく、病気もどんどんもらってくる時期です。

免疫も体力もない子どもにとって、体調を崩すと言うのは容易に考えられるのですが、急なお休みが重なるとお母さんのストレスも溜まり、職場への罪悪感も大きくなってきます。

 

 

そして上司が男性の場合、まだ理解がないことも多く「そんなので休むなんて」と陰でぐちぐち言われることも多いですし、子どもが居ない女性にも「あの人休み多すぎる」と非難されたりします。

 

 

子どもがいるお母さん同士であれば「お互い様だから」と、言ってもらえることも多いですがこればっかりは職場の環境や理解によって変わってきますね。

 

待機児童の多い自治体

ここで待機児童が多かった自治体を見てみましょう。

 

引用;https://headlines.yahoo.co.jp/list/?m=asahi

 

新たな計画では、25~44歳の女性の就業率が16年の72・7%から20年代半ばには80%に伸びると仮定。

それに伴って保育施設への入所希望者が増えても対応できるように保育の受け皿を整備していく。

施設のほか、保育士らが自分の家などで子どもの世話をする「保育ママ」などの活用を推進していく。

引用;https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170531-00000006-asahi-pol

 

これ、本当に可能なのかと疑問でしかありません。

保育士さんは今でも労働時間が長かったりします。

賃金で見てもいい方ではありません。

 

保育士さんになる方が少なかったり、離職率も高いのです。

それなのに、また負担をかけていくのはどうなのでしょうか。

 

保育士さんでもお子さんがいるご家庭も多いのに、自分の子供と一緒に子どもを預かるのでしょうか?

もし、保育士さんの子供を預けて・・・となるのであれば、その受け皿も必要になりますよね?

 

簡単に保育できると考えていらっしゃるのかもしれませんが、そんな簡単なものではないと思います。

 

隠れ待機児童の問題

待機児童とは別に隠れ待機児童の存在があります。

 

この隠れ待機児童とは

・保護者が育児休暇中→保育園に預けることが出来ずに、育休を延長した場合待機児童にカウントされない場合がある。

 

・特定の保育所を希望している→たとえば兄弟で同じ園に入りたいや、家の近くを希望していたり特定の園を希望している場合

 

・求職活動を休止せざる負えない→子供を預けることができないので、求職活動が出来ない場合

 

この隠れ待機児童はとても多いです。

上の表をみて頂いても分かります。

 

親であれば虐待があった保育園を、避けたいと思うのは当たり前です。

しかし、その場合でも特定の園を希望しているということで、隠れ待機児童に入ります。

 

 

お迎えは1回で済んだ方がお母さんも楽で、子どもも楽です。

しかし兄弟バラバラの保育園になるとお迎えの時間も、保育園料も高くなります。

それであれば一緒の保育園に。。。と考えますが、それすらも希望の園になってしまうので、隠れ待機児童になるとはびっくりですよね。

 

 

そして、この隠れ待機児童は2年連続で増えています。

 

今困っている人はどうしたらいいのか

何年後に後倒しする代わりに更に受け皿を増やします。

 

・・・と言われても、今困っているご家庭は、どうしたらいいのかって問題です。

今困っているご家庭は、何年後ではなく今」改善してほしいことです。

 

そして何年後には関係なくなる年齢に子供が育っているでしょう。

結局、計画通りにいきませんでした。と言われるだけで、責任って誰がとってくれるのでしょうか。

 

 

働きに出る法律はすぐに成立するのに、こういうことは後手後手になって、責任もとってくれません。

 

これでは、少子化になっても仕方ないと思います。

現在の改善

今現在の保育園や、幼稚園で働く従業員の待遇をよくすることが、先に出来ることではないかと思います。

 

保育園や幼稚園の新設といっても、簡単に出来る話ではありません。

我が家の近くに幼稚園がありますが、子どもがいる時間は子どもの声でにぎやかです。

 

またお迎えの時間は子どもも多く車も多く、道が混雑します。

マナーがなっていない保護者の方もいて問題も多いです。

 

やはり嫌だと感じるかたも多いと思います。

そうなると、新設は難しいのではないでしょうか。

 

現在は1人っ子が多いのも、共働きが当たり前になって子どもを産むだけで、お金がかかることになり若い世代が「結婚をする意味」「子供を産む意味」が見いだせないからではないかと思います。

 

  • 子どもを産んでも大変そうだし。
  • 結婚しても意味ないし。

 

そう思われても仕方ないのではないのでしょうか。

 

 

私が今20代前半であれば結婚もせず、子どもも産まないと思います。

なぜなら、上の人を見ていても「大変そう」しかイメージがないからです。

 

それなら好きに働いて、自分の為にお金を使った方が楽だからです。

 

だからといって今、子どもが居て私は幸せですが、子どもがいて大変そうと思ってしまえば産まない選択も今はありますからね。

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別の問題もある

確かに行政は2年ほどで、認可保育園を増やしていると思います。

 

 

求職中でも申込みを出来る所もあるのですが、自治体によって違うのですが、大体3か月は入園できるようです。

その間、「求職してます」といって特に、求職活動をしていない親御さんもいるということも問題です。

 

 

本当に働きたい方にとっては大きな問題ではないでしょうか。

 

本来であれば、やはり3歳ぐらいまでは手元で育てたいと思うのが、親心でもありますが、それが叶わない状況であれば保育園に預けてでも働かないといけません。

 

 

ずっと子どもと一緒にいるのも息が詰まるのも、理解していますし分かります。

ただ時間がほしいがために「求職してます」といって預けるのは考えてほしいと思います。

少子化が問題になっているのに、待機児童が出てくるのも不思議ではありますけどね。

 

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さくら
発達障がいグレーゾーンの子どもがいる母親です。 どうにかできないかと奮闘した過去があり 現在は楽しみながら家庭療育や考え方の見直しをしています。 独りで辛かった過去から、今の悩んでいるお母さんの力になれればと思い サイトを立ち上げました。