周りから言われる~論について

発達障がいって誰のせい?後悔よりこれからを考えていきませんか?

私も通った道ですし

まだ悩んでいることも多いです。

多くのお母さんが経験している

「後悔」についてです。

妊娠の時にあれを食べたから

お産が難産だったから

小さいときにもっと抱っこしてあげたら

周りから色々と言われることもあるでしょう。

そして過去のことに

紐づけてしまう時もあるのではないのでしょうか。

 

私もそんな時期がありました。

妊娠中、私は後期悪阻で

出産した後の体重は妊娠前より痩せていました。

 

発達障がいと分かった時

「私が悪阻がひどくて栄養が行かなかったから?」

と、もっと無理にでも食べていたら良かったと

後悔しました。

 

しかし息子は出産時2800gで

低体重でもありませんでした。
 
何かしら自分の行いが悪かったのではないかと

紐づけては後悔していたのです。
 

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後悔する時期は必ずある

私がこのブログを書いていて

「どうしたらそんなに前向きになれるんですか?」

ご質問を頂きます。

 

最初から前向きではなかったですし

今でも何が正解で何が正しいのかは

迷いながら模索しています。

 

前向きに見えるのであれば

後悔している時期をたどっているからかもしれません。

 

意味も分からず療育に通った時期

保育園で他の子供と比べた時

外に行きたくないと引きこもり

他の人の目線が怖かった時

発達障がいグレーと言われ受け止められなかった自分

健常に産んであげられなくてごめんと思った時

なんでこの子だけが、こんな思いをと落ち込んだ時

自分が悪かったんだと思い悩んだ時

怒らずに育児なんて無理と悩んだ時

いつもニコニコなお母さんなんて幻想と思った時期

育児は楽しいなんて本気で言ってるの?と苛立った時

みんな普通に出来ていることが出来ないなんてと焦った時

他の人なんて偽善者だと思ったとき

育児放棄してしまいたいと思ったとき

こんなはずじゃなかったと産んだことすら後悔したとき

可愛いはずの子供が可愛く見えなかったときの罪悪感

こんなお母さんでごめんねと謝った日々

家族がいるはずなのにとても孤独に感じた毎日

分かってくれない伝わらない憤りにイライラ

なんで泣き止まないの!?何が不満なのよ!と怒鳴ってしまったとき

イライラしたら別部屋にいってクールダウンをしていた時

育児本と違う!と愕然としたとき

 

私は初産で私自身1人っ子なので

小さい赤ちゃんをお世話したことがありませんでした。

それこそ息子は何もかも初めてで

正しいのは育児本だったのです。

育児本に書いてある通りに育つと思っていましたが

そんなことはありませんでした。

 

こどもチャレンジを0歳から取っていたのですが

付属の本通りに遊ばないし

なんで?なんで??って疑問と後悔と不安しかありませんでした。

 

周りの言葉だって

じゃあ代わりに育ててみてよ!って

心の中でイライラしていました。

 

ニコニコして怒らない育児なんてありえないし

怒らないと伝わらないじゃないって

思った時ももちろんあります。

 

保健師さんにも

「つらかったらショートステイもあるよ」と

言われていました。

もしかしたら怒ってばかりの私に育てられるより

そっちの方がいいんじゃないかと

思った時期もありました。

 

コメントやLINEでのメッセージで

「産んで後悔したりします」と素直に

心を打ち明けてくれる方もいらっしゃいます。

 

とても分かります。

痛いほど伝わっています。

 

そういうお母さんは

出来ることはやっていて

頑張っているのです。

 

その頑張りも伝わります。

 

だからこそ私も真剣にメッセージを

返そうと思うのです。

 

頑張りすぎですよって思う方も多いですし

そう返した方もいらっしゃいます。

だってそれが本音だからです。

 

頑張っていない訳ではいない

向き合えていない訳でもいない

認めようと受け止めようとしている

 

 

後悔するときもあって

でもそこから1歩乗り越えられると

過去に縛られず

「これから何ができるのか」

考えていけるようになると思うのです。

 

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失敗は失敗でいい

子どもがお誕生日の日は

お母さんのお誕生日でもあります。

 

息子も7歳になりますが

私もお母さん7歳なんですね。

 

それが9歳でも

16歳でも20歳でも一緒。

 

育児は1人1人違います。

その子にとってお母さんの歴は

その子と同じなのです。

 

時に失敗するでしょう。

子どもも失敗して成長していきます。

お母さんだって失敗する時もあるのです。

 

失敗は失敗でいいじゃないですか。

 

完璧なんてないのです。

完璧な母親って何ですかね?

私は一緒に失敗していけばいいと思うのです。

 

周りと比べることなく

貴女の育児をしていこう!

 

この言葉って、よく聞きますよね?

自分なりの育児って。

私は嫌いな言葉でした。

 

でもこれって本当にそうで

比べたって意味がないし

それこそ、なんでこうなったんだろうって

後悔や焦りに繋がってしまうのです。

 

たしかに、子どもがやってはいけない事をして

怒らないといけないときだってあります。

子どもが独りで遊んでいて

なんでお友達が出来ないんだろう、かわいそうと

思ってしまうときもあります。

 

じゃあこうやってみよう

こう繋いでみよう

 

あれ?でもこの子には合わなかったかも

失敗したかも

 

そう思うなら失敗を次に繋げていけば

それでいい経験になるのではないでしょうか。

 

前向きより過去に縛られる方が楽

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ちょっと厳しいことを言いますが

私もそうだったので

自分で書いていて辛くなります。

 

「あのときにこうしなかったら違ったのかな」

「望んで産んだ子なのにどうして」

「こんな風に産んでしまってごめんね」

 

過去に縛られたりするほうが楽なのです。

責任は自分で背負い込んでおけばいいのです。

もちろん、この背負い込みがお母さんを追い込むことも理解しています。

私も経験しましたので。

一緒に居なくなった方がいいのかな?と思う事もありました。

その時間がどれだけしんどく辛かったか。

 

責任を過去に求めているうちは

やはり子供のことも受け止められないのです。

目の前の子供を見るより

過去に原因を求めて探していたら

直視しなくていいし、少しは楽なのですよ。

 

でもね、今悩んでいるお母さんが悪いってわけでもなくて

この過程って必ずあるのです。

 

すんなり発達障がい・・そうですかって

受け止められるわけじゃないです。

 

お母さんが悪い訳じゃないし

子どもが悪い訳でもないのです。

 

誰のせいでもないのです。

発達障がいは家族性とか

遺伝とかこれから解明はされていくでしょうけど

誰のせいでもないのですよ。

 

お母さん

貴女が悪いわけじゃないのです。

 

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ありのままを受け入れるのは難しいこと

簡単にこどものありのままを受け入れましょうって

本当に難しいことなのです。

 

世界は色々あって

自分の世界と子供の世界は違うのです。

それは分かってはいますが

母親は子どもをどうしても一緒だと考えてしまいがちです。

分身みたいに感じますしね。

 

自分の世界の尺度と違う事をする子供を見ると

訳が分からなくて理解することが難しかったりします。

 

アナと雪の女王でも流行った

「ありのままの姿みせるのよ~」なんて

簡単じゃないですよ。

 

Let it go, let it go.
解き放て、解き放て
Can’t hold it back anymore.
もう、我慢はできない
Let it go, let it go.
解き放て、解き放て
Turn away and slam the door.
背を向けてドアを閉めてやれ
I don’t care what they’re going to say.
もう皆が何を言うかなんて気にしない
Let the storm rage on.
嵐よ吹き荒れろ

Let it go, let it go.
解き放て、解き放て
And I’ll rise like the break of dawn.
そして私は夜明けのように,立ち上がる
Let it go, let it go
解き放て解き放て
That perfect girl is gone
完璧な女の子はもういないわ
Here I stand, in the light of day
日の光の中で、ここに立って
Let the storm rage on!
嵐よ吹き荒れろ
The cold never bothered me anyway.
だって、寒さを煩わしいと思ったことなんて無いもの。

これは英語の直訳に近い和訳ですが

色々と解釈があります。

 

エルサにとって寒いのは煩わしくないのです。

でも氷に包まれた世界がいいかと言われれば

それぞれ感じ方は違いますよね。

完璧な自分からダメな自分も認めたから

ありのままの自分なのです。

 

ありのままの自分や

ありのままの子供を受け入れるって

覚悟が必要なのです。

 

だって自分の世界と人の世界は違うものなのです。

個人は個人でしかないからこそ

違いを認めつつ繋がっていったり

自分をどう保つかが大切なのです。

 

人と違うのは当たり前なのですが

忘れがちなのです。

みんなと一緒のことをしないとダメと思ってしまいます。

これは社会がそうだからとか

学校や集団がそうだからとか

本当にたくさん原因はあります。

 

学校であっても

集団であっても

1人1人違うのです。

 

みんな一緒なんてあり得ないことです。

そうはいっても

ありのままの自分や

ありのままの子供を受け入れるのは

とても大変です。

 

私は世界が違って当たり前だから

子どもの世界はどんな世界なのかなぁ

何がつらいのかなぁと

相手の立場に立った時に

「これからのこと」が考えられたように思えます。

 

過去より今からどうしていくか

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今からどうするか

将来のことを考えてどうしていくか

 

これを考えるようになって

私は行動が出来た気がします。

 

放課後デイのことも

リハビリも療育も

進学相談も、専門医さんへの相談も

周りにどう思われるかより

子どもの先にどう繋がるかを考えています。

 

本人が嫌がったら

それはそれで辞めればいいだけ。

どうしても必要なスキルなら

頑張ることもしますが

「嫌い」と思ってもらうより

「楽しい」と思ってくれた方が

子どもも関わりやすいです。

 

息子は嫌な事はいつまでも覚えているので

嫌な出来事を塗り替えるのはとても大変です。

今回は楽しかったけど

前は嫌だったから嫌だと言う事もあります。

 

それなら、そのときは辞めればいいと思っています。

 

逃げ癖がついてしまうんじゃないかと

私も心配して頑張りなさいと言った事もあります。

でも、その子のタイミングがあるので

私の尺度で考えてはいけない

失敗したなぁと反省しました。

 

 

どうしても周りの目が気になったり

先のことを考えて悩むこともあります。

 

でもそれは、向き合おうとしている時だったり

先に進んでいるからこその悩みもあります。

 

子どもの時間はどんどん進んで行きます。

息子も小学生になって、もう夏休みです。

 

 

まだまだこれから対処していかないといけないこともありますが

少しでも学校生活が楽になるように

どうしたらいいのかを考えて

手助けしていくだけなのです。

 

あくまで成長していくのは息子なので

私は環境やコツを教えるだけで

自分の気持ちを伝えたらいいとか

ストレスを感じた時はどうすればいいのかなど

子ども自身が少しでも自分のままでいれる時間を

どうやって取っていくかを考えています。

 

完璧なお母さんじゃなくていいように

完璧な子供でいさせる必要もないと

私は思っています。

 

ダメな自分も弱い自分も頑張っている自分も受け入れて

子どもの苦手な所も良い所も受け止めて

お互いありのままの個人でいれる時間をもつこと。

 

頑張りすぎず

お母さんが周りの目を気にすることなく前を向いて

お子さんと笑い会える日々が幸せなんではないかと思います。

 

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さくら
発達障がいグレーゾーンの子どもがいる母親です。 どうにかできないかと奮闘した過去があり 現在は楽しみながら家庭療育や考え方の見直しをしています。 独りで辛かった過去から、今の悩んでいるお母さんの力になれればと思い サイトを立ち上げました。
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