ADHDと一言で言っても、種類があるのをご存知でしょうか?
この記事では種類と詳しい特徴をまとめています。
目次
ADHDって結局なに?
さいきん耳にするのはADHDという単語。
注意欠陥・多動性障害のことをいいます。
この障がいについては、お友達や学校など周りから理解をされにくいと言われています。
また過去は気付かれなかった大人の方でも、今になって診断がつくパターンも多いとニュースにもなっていますね。
息子もADHDかアスペルガーといわれていますが(アスペルガーについてはこちらのリンクをどうぞ)本当にパッと見では分かりにくいのです。
当人は上手くいかないことが多いんだろうなぁと周りから見ていて思います。
どんな特徴があるの?
ADHDの特徴ですが
・不注意=集中力がない
・多動性=じっとするのが苦手、または出来ない
・衝動性=後を考えずに行動してしまう
というのがよく言われている症状となります。
この障がいの原因についてはよくわかっていません。
育て方や、妊娠中に○○をしていなかったなどはまったく関係ないのです。
よく「育て方が悪い」と言う人もいますがそんなのは無視しちゃいましょう!
このブログを読んでいるあなたは十分悩んでいると思います。
私も色々と悩んだ結果、こうやってブログを書いているのですが、本当に誰にも言えない苦しみや理解されない孤独は分かります。
ADHDのさらに詳しい特徴
ADHDの診断年齢というのがあり、その年齢までは様子見となる場合が多いです。
子どもの特性的に落ち着きが無かったり、興味のあるものに注意を引かれたりするものなので。
以前は7歳から診断可能でしたが2013年からは、12歳から診断可能となっています。
ただし、特色としてADHDの傾向が強く出ている場合は、必ず12歳からというわけではありません。
次にそれぞれ詳しい特徴を書いていきます。
不注意=集中が出来ない
・忘れ物をよくする
・何かをやりかけていても、そのまま放置してしまう
・集中しにくい
・興味のあることに対しては逆に集中しすぎて切り替えが出来ない
・片づけ、整理整頓が苦手である
・注意が長続きせず気が散りやすく注意散漫である
・話を聞くときに上の空のように見える
・忘れっぽくて物をなくしやすい
多動性=じっとするのが苦手、または出来ない
・落ち着いて、じっと座っていられず動いてしまう
・多弁、過度に話してしまう
・公共の場や、場を見て静かに出来ない
衝動性=考えずに行動してしまう
・順番が待てない
・嫌なことがあると激しく怒ったりしてしまう
・会話の流れを見ることなく、話したい時に話してしまう
・他人の話を邪魔していても、さえぎっていても気にならない
上記の特性が息子は当てはまっていることが多くなってきました。
3歳検診の時に発達障害の疑いを伝えられました。
そのときは自閉症スペクトラムの疑いでしたが年々ADHAの傾向が強くなってきています。3歳まで発語がなかった息子が、4歳前になって爆発的に話だした時とっても嬉しかったことを覚えています。
そして、よく話す子だなぁ~と思っていましたが、まさかADHDの傾向だったとは!とショックを受けました。
そして児童精神科医さんのお話ではタイプと特徴があるとのことでした。
タイプとそれぞれの特徴とは?
ADHDには先ほどの3つの特徴がありますが子供によって出る特徴が違うようです。
性別によっても違うんですって!!
その特徴を見ていきましょう。
多動、衝動性優勢型
多動と衝動の症状が主に出ているタイプです。
・落ち着きが無くて、話を聞かないといけない授業中などでも、関係なく歩き回ってしまったり、体を動かしてしまったりと、椅子にじっと座っているのが苦手。
・自分の衝動が抑えられず、ちょっとしたことでも叫んだり大声を上げたり、乱暴(他害)になってしまい「怖い子。乱暴な子。」を周囲が受け止めてしまう。
・思いつくままに不適切な発言をしたり自分の話ばかりしてしまう。(頭の多動とも言われています。)
3つの特徴の中では少ない比率ですが男の子に現れることが多いです。
不注意優勢型
不注意が強くでているタイプになります。
・気が散りやすく、物事に集中することが苦手である。
・興味のある好きなことに対しては、とても集中し時間も忘れて取り組むが、そこからの切り替えが苦手である。
・物をなくしたり忘れ物が多く、ぼーっと上の空のように見えるので、人の話をちゃんと聞いているのか分かりにくい。
女子に現れることが多いです。
混合型
多動、衝動、不注意が混ざり合っているタイプです。
その子によって、どの傾向が強く出ているかは、その子によって違ってきます。
・物をよく失くしたり、忘れ物がおおく落ち着きがない。
・順番を守ったりルールを守ったりすることが苦手で、思い通りにいかないと怒ったり大声を出したりしてしまう。
ADHDの約80%がこのタイプになり、早期発見に繋がりやすいのですが、アスペルガー障害と見分けにくいためどちらか分かりにくい場合が多い。
息子も現在、様子見というのはどちらか区別がつきにくい為だと思われますね。
こう見ると「子供ってこんなものじゃないの?」と思うかたも多いでしょう。
昔は「ちょっと落ち着きのない子」という認識も多かったですが、今では障害になるのですよね~。
それでも子ども本人と保護者のかたが理解しているのと、いないのでは、気持ちの持ちようが変わってくると思います。
忘れ物しやすいから、こうしよう。
順番を待ちにくい子だから、こうしよう。
そんな風に打開策もうまれてきます。
お子さんの打開策は何かを考えて、試してみてもいいかもしれませんね。
ADHDの年齢別の特徴と支援方法は下のリンクからどうぞ
ADHDの支援と年齢別の特徴(0歳~12歳)
ADHDの支援と年齢別の特徴(中学生から)
小話
息子はきっと「頭の多動」が大きいと精神科医さんに伝えられました。
健常児のお子さんが5分で考えることを1分ぐらいで考えてしまうとか・・・。
そのため、同じ書き取りや同じ繰り返しの練習が苦手なので、その都度その都度変化が必要です。
必死に熱中しているときに、頭を触ると「あっつ!!!!」ってぐらい頭が熱くなってるんですよね~。
回転どれだけしてるの!?ってぐらいです。
知恵熱でないかな?といつもハラハラしています(笑)
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