発達障がいや、発達障がいグレーの子どもは眼球(目)の動きをスムーズに動かすことが苦手なことがあります。
例えば、ノートと教科書を見比べたりするときに私たちであれば首を動かさずに目だけで追えたりしますが頭ごと動かさないと見れなかったりします。
眼球移動をスムーズにするトレーニングをビジョントレーニングといいますが、物を目でとらえる力や目で見たものを脳で処理していく機能を高めるトレーニングです。
板書が遅い、同じ文章を何度も読んでしまうという問題を、このビジョントレーニングで軽減できる可能性があります。
このトレーニングは病院で訓練をうけることもできますが、わざわざどうしてもそこまで・・・と仰るお母さんも多いのではないでしょうか?
でも、やっぱり「訓練」となると子どもは嫌がってしまう恐れもありますので、簡単に遊びの中で悟られないように「強化」していきましょう!
このトレーニングは通級指導でも使用している場所もありますよ~!!
目次
ビジョントレーニングに最適な「いろがごちゃまぜ2デュオ」
「いろがごちゃまぜ2デュオ」は、親がしてもめっちゃ面白いです!
簡単に言えば「正しいもの探し」ですね♪
裏表ありますので、色んな遊び方が出来ますよ!
では詳しく説明していきますね!
青色のカードの面で遊ぶ場合
まず山札をつくって2枚のカードを出します。
2枚のカードの中から「形と色が同じもの」を1種類15個のイラストから見つけていき、見つけた時は「名前」を呼びながら指を指します。
正解であれば指をさした方のカードを自分の手元に置いていき、繰り返して持ち札が多いほうが勝ちになります。
黄色い面で遊ぶ場合は少し難しい
黄色のカードには12種類のイラストが描かれています。
青色と違うのは「形と色が同じもの」が2種類あるというところです。
こんな具合に1つ見つけても正解ではなく2種類見つけないといけません。
勝敗の付け方は青いカードの面の時と同じで手札が多いほうが勝ちになります。
デメリットとして通常ルールじゃ難しい場合もある
いろがごちゃまぜ2デュオの通常ルールって、ちょっと難しくて最初からルール通りに遊ぼうと思うと、子どもが嫌になってしまうこともあります。
しかも、結構真剣に見るので目が疲れたり頭が疲れたりして、慣れないうちは30分ぐらいかかってしまいます。
ということで、我が家では最初は全く違う遊び方をしていました。
正しいもの探しではなく「間違い探し」をしていました。
これだったら、たくさんあるし子どももテンポよく見つけられるので飽きません。
指をさすときに名前をいうのはルールとしてつけますが、左右の絵で間違っていればよしとします。
スモールステップで子どもに慣れてもらい別に全部できなくても褒めてあげましょう!
眼球移動をスムーズに出来るようになるためのお家療育
眼球運動をスムーズに行えてくると、通常のルールでも楽しく遊べるようになりますし、難しくてもゆっくり時間をかけたら出来るようになります。
また通常のルールで難しい時は、別に間違い探しをしてあげても大丈夫です。
結論で言えば「見比べる」ことが大切なので。
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