しばらくブログの更新をお休みしておりました。
この間、LINE@に登録して頂いてお声をかけてくれた、約130人のお母さんとお話をさせていただきました。
今日はその中で感じたことをお伝えしようと思います。
この企画は私が色々なお話を聞きたいと思い始めたことです。
将来的にどのような事が求められているのか。
今、悩んでいる事はどんなことが多いのか。
解決は出来ないとしても愚痴を聞く相手にはなれるのではないかと思ったのです。
これは私の経験上
「誰かに話せない」
「誰かに話したくても分かってもらえない」
このような状況が過去にあったので、何か出来ることはないかと考えました。
お話の募集をしたところ、多くの方からご連絡を頂きました。
ではどのような内容が多かったのでしょう。
「話せない」「話しても分かってもらえない」
これが一番多かったです。
- 誰にも話せない
- 話したとしても分かってもらえない
- 発達障がいの子どもを持つ親同士と話しても、困りごとが違うのでわかりあえない。
- 疎外感をかんじる
- 理解を得られない
大まかにまとめるとこのような感じになります。
お母さん同士であっても、困りごとが違うのでどうしてもちょっと話がずれてしまったり、ちょっと違うなーと感じてしまうことも多いようです。
同じADHDの傾向があったとしても、多動と不注意ではまったく支援の方法も、お困りごとも違うので話が分かり合えるかといえば、そうではないのかもしれませんね。
支援が入りにくい
どうしてもグレーゾーンの子供というのは、支援が入りにくいことが多いです。
頑張ればついていけると親も思う事があるので、できれば普通に馴染んでほしいと思うのも親の気持ちです。
そして普通級で学習していくのであれば
- 「出来るだけ問題を起こさないように」
- 「困っているのに支援が入りにくい」
- 「どこまで支援を求めていいのかわからない」
- 「学校の理解がない」
などのお声がありました。
多動気味の子供であれば、そわそわしてしまうのを担任に伝えても、怒られてしまったり、不注意気味の子供であれば話を聞いてるようで聞いていないことも多く、忘れ物も多かったりと。
子供の自己肯定感が低くなってしまったりして、不登校に繋がってしまったりと。
支援が入りにくいからこそ理解がされにくく、子どもとお母さんが困ってしまうことがあります。
もれなく私の子供もそうで、支援と理解はまだまだだなーと感じています。
家族の理解がない
これもとても多かったです。
- 「旦那さんの理解がない」
- 「親戚の理解がなくて付き合いたくない」
- 「病院に連れて行きたくても行くなと言われる」
- 「支援級なんかに行かせるなといわれる」
- 「甘やかしていると言われる」
などなど・・・。
お母さんが独りになってしまっている状況をたくさん聞かせて頂きました。
そのたびに、しんどいだろうな。
頑張りすぎだな。と感じることも多かったです。
理解をしようとしているけれど、現実を受け止められないお父さんが多いようにも感じました。
ただ、お母さんがどうにかしなきゃ!と頑張っておられるのは間違いなく、理解してほしいのにしてもらえない。
支えが無いと1人でもんもんとしながら、生活を送っておられるお母さんも多いです。
身内から理解がないのは、本当につらいし、しんどいことだと思いますし、私も経験しています。
話を聞いてほしいと思っても、誰にも話せないのであれば、そのストレスはどこに発散していけばいいのか・・・と絶望に近くなってしまいますよね。
発達障がいグレーと言われたことで気にしてしまう
発達検査で1度引っかかって、しかもグレーだった場合、特にこれと言った指示はなく、お母さんが迷ってしまう事があります。
言われたことにより、子供の事を余計に心配してしまったり、同世代の子と比べて出来ないから、出来ないからと思ってしまうときも多いです。
どのぐらいの支援が必要なのか、どのくらいことをすればいいのか、分かりにくいです。
しかも、それがお医者さんであれ、心理士さんであれ、保健師さんであれ、誰に言われても気になってしまいます。
その後に定期的に検査が必要ではなくても、子供が躓いている所を見てしまうと「あぁ・・・やっぱり」と思い込んでしまうこともあります。
これは親の躍起だと思われてしまうかもしれませんが、実際1度でもいわれてしまうと、どうしても気になってしまいます。
診断名をつけるか、つけないか
このお話も非常に多かったですね。
私も何度も迷ったお話です。
発達障がいグレーの子供は、はっきりとした診断名をつけることをためらうお母さんも、おおいのです。
このお話に関しては、今後別記事で書いていきますが結論からいうと
「診断名をつけるならお母さんの重荷にならないが前提」
「付けないなら○○が苦手な傾向があると考える」
これぐらいでいいのではないかと思います。
診断名があることで、支援が入りやすかったり、放課後デイに入所の際には、診断が必要だったりする自治体もあるので一概にお母さんの気持ちだけで決められるのかと言えば、そうではないかもしれません。
しかし、流れで診断名をつけてしまうとお母さんが苦しくなる時もあるので、気を付けて頂きたいと思います。
同じ傾向のお母さんとお話をしたい
この内容に関していえば、どちらかというとご要望という感じです。
前述の「話しても分かってもらえない」という項目であったように、傾向が違えばお困りごとも変わってきます。
なので、同じような傾向のお母さんと話をして、どんな困りごとがあるのか、対処はどうしてきたのかといったような、話を出来るような環境がほしいということでした。
サークルのような感じなのかもしれませんが、こちらは希望の方がおおければ、そういった活動をしていきたいと思っています。
まとめとして
色々なかたとお話できる機会を頂けて本当にありがたくおもいます。
お話をきくと、どのお母さんも迷いながらも手探りで、どうしたら子供の為になるのかと、考えて行動していらしているお母さんが多かった印象を受けました。
また、グレーだと言われたばかりのお母さんも多く、気持ちの折り合いのつけかたや、今後どうなっていくのかと不安なお母さんも多かったです。
これは両極端なように思いますが、お母さんの考え方の成長の上では、どちらも通る道なのではないかと私は思います。
ですので、今迷っている事は別にお母さんとしてしてはいけないことではなく、当たり前なことなのかもしれません。
ただし、そのストレスをお母さん1人が、抱えないようにしてほしいと本当に思います。
また、今後もお話を聞くようなことを企画してみたり、サークルのような活動を視野にいれて行きたいと思います。
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