療育

ペアレントトレーニングの種類

ペアレントトレーニングは、保護者側が子どもとの関わりかたを学ぶトレーニングになります。

ペアトレーニングというのは元来、知的障害の子どもや、自閉症の子どもを持つ
親のために開発されたプログラムです。

療育機関とともに、家庭でも療育と変わらない関わりをもつことが良いとされていたので、このプログラムが開発されました。

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精研式・奈良方式ペアレントトレーニング

このペアトレーニングは最初、ADHDの子ども向けに開発されましたが
広凡性発達障害とADHDの併用診断が主になったので、自閉症スペクトラム障がいの子どもにも適用できるプログラムに改良されました。

 

開発当初の問題点としては、無視とほめる組み合わせをしていたのですが、子どもの情緒が不安定になったり、親子関係で悪化する事例が認められたため修正を加えました。

 

  • 子どもの行動を好ましい行動→ほめる
  • 好ましくない行動→指示の工夫
  • 許しがたい行動→ルールを作って一貫する

 

この3つに分けて対応を学んでいきます。
ほめ方などそれぞれに対する対応を、学んでいくことが特徴になります。

 

この学びは、子どもの問題行動の改善も勿論ですが、親自身の育児に対して自信回復をすることが目的でもあります。

 

鳥取形式ペアレントトレーニング

兵庫教育大学から生まれたトレーンングで、自閉症スペクトラムの子どもを対象としたトレーニング法です。

 

今は、鳥取県だけではなく島根県、岡山県、兵庫県、埼玉県。

沖縄県などの連携している、支援センターなどで受けることが出来ます。

 

  • 効果としては、子どもの特性や発達の状態の認知を知る。
  • 親子のコミュニケーションを楽しめるようになる。
  • 子どもが目標を達成しやすくするための、視覚支援や環境環境の方法を知る。
  • 子どもの支援法を他の人に伝える方法を知る。

 

このような効果を目的にしています。

 

グループワークでは

  • 褒め上手
  • 観察上手
  • 整え上手
  • 伝え上手
  • 教え上手

 

などに分けて、説明していきます。

 

子どもの問題行動を、抑えたりするわけではなく環境調整と代替行動を中心としています。

最終は子どものサポートブックを作成し、家庭でも使える療育プログラムを一緒に作成して、家庭内療育をすすめていきます。

 

このプログラムも、親の育児への不安の解消や憂鬱な気分の改善も目的としています。

肥前方式ペアレントトレーニング

日本で一番に開始した、国立肥前療養所(現在の独立行政法人肥前精神医療センター)で開発されたプログラムです。

もともとは、知的障害のある子ども向けに開発されたプログラムでしたが、現在は知的障害のない子どもにも提供されているプログラムです。

 

親が子供に対して出来るようになってほしい行動を決めて、プログラムを通してそこへ向かうようにしていき、家庭内で取り組んだ行動を観察記録を行っていきます。

 

効果としては発達障害をある子どもの問題行動の改善や、生活でのお困りごとの改善を行うと同時に、親が子どもの行動を理解することや、育児の自信の回復、親のストレス軽減があります。

自治体にはまだ広がっていない

平成27年度に各自治体の子育て支援担当者を対象に調査をしたところ503の市町村(回収率27.15%)の回答があったといいます。

 

この調査の結果8割弱の自治体が、子育て活動の力が不十分だと回答があり、半数以上の自治体が専門医療機関や医療の専門職、相談業務の専門職が足りないという回答が得られた。

また、国内で5地域の6施設でペアレントトレーニングを行っていると言う。

引用:http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12200000-Shakaiengokyokushougaihokenfukushibu/0000099419.pdf

 

 

ここから見て分かるようにペアレントトレーニングは、まだまだ広がっていません。

 

ペアレントトレーニングプログラムを終了した、保護者約150人に育児に対してのアンケートを取った所以下の回答がありました。

・子供に対して肯定的な関わり方が増えた

・叱ることが減った

・保護者同士の繋がりも持てた

 

さくら
さくら
育児が楽になるって素晴らしい!

 

私としてはこのペアレントトレーニングは、とても有意義なプログラムであると本当に思います。

しかし、親が講習を受けたりする機会がなかなか無く、講座などを開催している所も少ないのが現状です。

このトレーニングは育児に対する自信もつき、発達障害の子どもを持つ保護者の方にはぜひ受けてほしいプログラムです。

 

 

確かに、グループワークや家庭での実施など、大変なことは多いですが考え方がかわると全く違うものになります。

 

療育と同じように、ペアレントトレーニングの拡大もしていってほしいと思っています。
家だけではなく、もちろん教育機関、福祉、医療などにも導入していければなぁと思います。

 

 

育児で大変な保護者のかたの考えかたをほぐして、一緒に考えていき子どもの成長とともに、保護者のかたのストレス軽減にもなるのであれば、育児が楽しくなるのではないでしょうか。

 

発達障害というのはやはりまだ認知も浅いですし、周囲に言いにくいことでもあります。

認知も増え保護者のかたが、子どもと楽しんで向き合える環境をもっと整えていく体制も必要なのではないかと思います。

 

 

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さくら
発達障がいグレーゾーンの子どもがいる母親です。 どうにかできないかと奮闘した過去があり 現在は楽しみながら家庭療育や考え方の見直しをしています。 独りで辛かった過去から、今の悩んでいるお母さんの力になれればと思い サイトを立ち上げました。
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