アスペルガー症候群(AS)

アスペルガー症候群(AS)の年齢別の特徴と支援方法

こちらの記事では

アスペルガー症候群(AS)の年齢別の特徴や

支援方法を書いていきます。

 

息子に対して療育先の先生がやっていたことも

書いていきますね~!!

アスペルガー症候群の大まかな特徴は下のリンクからどうぞ。

アスペルガー症候群(AS)ってなに??

 

主にコミュニケーションを取るのが苦手なのが

特徴なのですが年齢別で詳しく見ていきましょう。

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0歳~1歳

産まれてすぐに診断がつくことは、まずないと聞きました。

アスペルガー症候群の特徴は

他の発達障害の共通する点も多いので

すぐに判別はつかないとのこと。

 

しかし大きくなってからアスペルガー症候群と診断がついた子たちは

赤ちゃんのときに特徴的な行動があるようです。

・音に敏感に反応してしまう

→大きな音や声に過敏に反応する場合や

大人が笑ったりすると泣いてしまったりします。

 

電車の中や人ごみ、お店など

がやがやした所に連れて行くと

落ち着かず泣きっぱなしになってしまう。

 

この特徴は「聴覚過敏」といいます。

 

息子も聴覚過敏で息子が寝た後に

物音を立てたり、話していたりすると

すぐに泣いて起きていました。

 

もちろん電車はよく泣くので

1駅1駅降りていました。

なので外に行くのも嫌になって

引きこもっていた時期もあります。

・興味があるものに熱中する

→アスペルガー症候群は自分が好きな事を見つけると

尋常ではないほどに集中する特徴がありますが、

これは赤ちゃんの頃からも出てくる場合があります。

 

健常児の赤ちゃんは

飽きやすくて他のものに興味がうつりやすいので

何か1つのものに異常に固執しているなら

特徴として出てきているのかもしれません。

 

息子は、お気に入りのオモチャがあり

1日中遊んでいて

最初は気に入ってくれてるんだなーと思っていましたが

そばに無い時も、ずーっとそのオモチャを眺めていたり

その時に呼んでもテレビをつけても反応しなかったです。

・目を合わせない、笑わない

→目を合わせようとしても視線が合わない

笑いかけても無表情(反応がない)というのも

特徴の1つになります。

 

赤ちゃんはお母さんの行動をマネして

覚えていく事が多いですが

真似をする事が苦手な場合が多いです。

 

視線が合わないというのは

息子は第一子だったので

比べることが出来ないのですが

比較的、視線は合っていたように思います。

 

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1歳~6歳

この頃になると発語も増え

会話が成り立つようになってくる年頃ですね。

症状が出てきやすく、判断もつきやすくなります。

・相手の表情を読み取る、汲み取ることが出来ない

→身近な人で言えば「お母さん」が気付きやすいでしょう。

怒った時や悲しいときなどの

表情や空気を汲み取り察することが出来ません。

 

お母さんが「だめ!」と怒った表情を作ったとしても

子ども自身は行動を止めませんし

無視したように行動を続けてしまいます。

 

息子に「お母さん怒ってる顔してるよ?」と言ってみても

見てくれたとしても

「ふーん」ぐらいで気にとめた様子もなかったです。

 

曖昧な表現は避けて

言葉ではっきりと伝えていきましょう。

・説明を何度もしないと理解、把握が出来ない

→子供と言うのは成長過程で

何度か同じ行動を繰り返して

やっていいことなのか、ダメなことなのかを

学んでいきます。

 

一方、アスペルガー症候群の子どもは

その時その時に説明しないと

頭にはいらず理解することが出来ません。

 

「何度も言ってるのに何で分からないの!?」

と私も思って、それを息子に言ったこともあります。

 

しかし、

この「言わなくても分かるよね」が通じないのが

特徴となります。

 

精神科医の先生に相談した時に

「以前の事と、繋げることが苦手なので

何故怒られているのか理解できてない」と言われました。

 

こちらは同じ事で怒っているように思えますが

子どもにとって違うことになるので

その都度、声をかけることが必要だと言われました。

 

・1人遊びに熱中する

→同じ年齢の子どもたちと遊びことも増えてくるのですが、

遊んでおいで~と促すわけでもなく

自然と他人との関わりを持とうとしたりします。

 

アスペルガー症候群の子どもは

一緒に遊ぼうとしないことが多いです。

 

息子は距離感を掴むのが苦手なので

1人遊びをしていた年齢と

お友達にぐいぐい距離をつめる時期がありました。

 

今はどちらかというと

距離感なく接していくことが多いです。

 

6歳~12歳

保育園や幼稚園から本格的な

集団生活を始める年齢です。

 

小学生からは特に先生や周囲の理解や

手助けが必要な時期になってくるでしょう。

 

実際、私も小学校の校長先生と何度もお話をして

特徴や傾向を全て伝え

心理士さんや精神科医さんとも

密に連絡をとっています。

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・学習障害(LD)が出てくる場合がある

→アスペルガー症候群は知的遅れがないので

小学校に入り勉強して行く中で気付いていくことがあります。

 

指示を聞く

授業の内容を聞く

読む

計算するなど

 

頭を使っていくことが多くなる勉強。

 

特定の科目はとても成績がいいのに

特定の科目はとても苦手だといったように

凸凹がでてくるケースがあります。

 

息子も現在、

精神科医の先生からLD教室の通級を視野にいれつつ

普通級に通って下さいと言われています。

 

たくさんの情報量が授業ではいってくるので

それを処理するのには

時間がかかるであろうという判断でした。

 

・規則、ルールに忠実すぎる

→時間割などの規則を守ることが得意な反面

突然、時間割が変わったり

日課が変わってしまうと慌ててしまったり落ち着きがなくなったり

従うのが難しいときが出てくる。

 

・お友達との協調が苦手である

小学生は保育園、幼稚園よりも

もっと特定な子と遊ぶようになったり

グループが出来たりします。

 

また班行動も多くなります。

 

しかし根本に

「相手の状況、気持ちを察する」

ことが苦手なので

場違いな発言をしてしまったり

自分のルールにこだわりすぎてしまったり

協調性を見だしてしまう場合があります。

 

息子の周りのお友達は

自由な子が多く今は助かっていますが

小学生になると人数も増えて行くため

心配しているところではあります。

 

 

療育先では

「息子君だったら、どう思う??」

と自分に置き換えて想像させ

同じ気持ちになるという声掛けをしていました。

 

「嫌だと思う」と言ったなら

「じゃあどうしようか?」

そんな風に息子の行動や想像に任せていました。

 

療育の先生の声掛けのおかげもあり

息子も余裕がある時は

少しは相手の気持ちを考えたり出来るようになってきました。

 

しかし、まだまだ汲み取るのが苦手なので

この声掛けは続けていこうと思いますが

 

逆に答えを教えてあげることも必要だと言われました。

 

「○○君だったらどうかなぁ~?」と聞いても

子ども自身が興味のないことだったり

想像がつかないことであるなら

頭で考えても混乱してしまって

考えることが嫌になってしまうので

「これはされたら嫌だから止めようね」

などと言ったように

短く簡潔に答えを出してあげることも

その子のタイミングに応じて変えていくといいようです。

 

 

息子も相手の気持ちを考えられるときと

「知らない!」と怒ってしまうときがあるので

季節や体調などバイオリズムを見ながら

こちらも手段を変えて行っています。

 

そうなると

「この前まで出来てたのに出来なくなってる!!」

とショックを受けますが

子どもの許容量を考えながら

「こんな時もあるな~」と思っていないと

お母さんがしんどくなるので

出来なくなっているのではなく

出来ない時期なんだな~と思っておけば

心も楽になりますよ~!!

 

小話

小学生になる息子をみて

嬉しいやら心配やらとバタバタと相談していた去年。

 

普通級でやっていけるのか

 

とてつもなく心配が大きかったです。

 

公的療育も受けれるのは

小学生入学までなので焦っていたように思います。

 

その時は息子も機嫌わるい・・・

許容量もないない・・・

怒る拗ねる

 

大変でしたが、今はニコニコとしています(笑)

 

また環境が変わり

不安定な時期がやってきますが

弱音を言いながら、なんとか乗り越えていきます!!

 

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さくら
発達障がいグレーゾーンの子どもがいる母親です。 どうにかできないかと奮闘した過去があり 現在は楽しみながら家庭療育や考え方の見直しをしています。 独りで辛かった過去から、今の悩んでいるお母さんの力になれればと思い サイトを立ち上げました。