困っているお母さんに向けて
このサイトを訪れてくれる方は、発達障がいのお子さんを持っていたり、
発達障がいグレーと呼ばれる診断をつけるまではいかないけれど、
傾向があるお子さんの子育てをしているとか毎日、毎日模索しているお母さんや
不安がたくさんな状態で、記事を読んでくれていると思います。
「過去の自分に向けて」
「今のお母さんたちに向けて」そんな想いで書いていきました。
- 相談機関は半年待ちが当たり前。
- 保健師さんに相談しても「個性」だって言われる。
- 旦那さんに伝えても「気のせい」と言われる。
- 周りに言えば「躾がなってない!」と言われる。
まるで自分が悪者みたいにまるで自分の躾がなっていないと、力量不足だと言われているように感じる。
そんな風に困っている、相談も出来ないお母さんの力に少しでもなれればと、
過去の経験も踏まえ、改善策や打開策になればというコンセプトのもと記事にしています。
「らいく。」とは発達障がいグレーゾーンの子どもが居ても「楽しく」「育児」を「好き」になる。という意味を込めています。
また「発達障がい」に関わるニュースや教育についても分かりやすく書いています。
当サイトを見て頂いた方々から、メッセージを頂くことも多くなってきました。
そのひとつひとつの文章から疲労・不安・焦り・心配・困っていること・頑張っていること。
全部ではないですが、ひと文字ひと文字から伝わってくるものがあります。
桜のように綺麗に咲いていく
私がこのサイトを作った時想像したのは桜の木です。
桜は寒い中でも暑い中でも、力をためて春になると、とても綺麗な花を咲かせます。
見る人を笑顔にさせ、上を向かせてくれますよね。
- 桜の幹は「家庭」
- 桜の花は「子ども」
- 栄養は「親の愛情」
- 寒さや暑さは「周りの環境」
幹がしっかりして栄養があれば花は綺麗に咲いてくれます。
「産んだのだから子どものために頑張れ!」
・・・と言っているように聞こえるかもしれませんが、
愛情の中には間違う事も、迷う事も不安になることも、全てを含まれています。
人間は必ず失敗をします。
子育てに最善はあったとしても正解はありません。
失敗したと思えばリカバリーしていけばいいのです。
それだって、子どものことを想っている愛情ですよ。
落ち込まなくいいんです。
まずは受容すること
私自身も受容することはなかなか出来ませんでした。
出来なくても当たり前なんですよね。
自分の大切な子どもが発達障がいの疑い…と言われたら、そんなの動じない訳がありません。
子どもに申し訳なくなり、自分を責めどうにか出来ないかと療育に行ったり、SSTに通ったり子どもの為にとがむしゃらに頑張って頑張って。
何度も頭をさげることもあるでしょう。
何度も悔しい思いをすることもあるでしょう。
周りの意見と合わず、理解も得られない時、子どもと周りと板挟みになることも多いですよね。
その時、お母さんの気持ちはどこにありますか??
まずは、お母さんの気持ちを大切にしてほしいと本当に思っていますし、
このサイトの記事でも「お母さんのストレスを逃がして下さいね」とお伝えしています。
迷ってもいいんです。
泣いてもいいんです。
困ってもいいんです。
お母さん自身の気持ちを、ちゃんと自分で受容してあげてほしいのです。
そうじゃないと子どものことを受容するのは、順序的に難しいのです。
育児方法をカスタマイズをできるのはお母さん
たくさんの療育方法があり、対処法もあります。
お医者さんの意見や周りの意見もたくさんあります。
しかし、お子さんにあった育児方法は、近くで見ているお母さんです。
何を取り入れるのか、何を取り入れないのかを決めるのは、お母さんですよね。
私が実感しているのは、お子さんに合った育児方法をカスタマイズ出来るようになると、
とても気持ちが楽だということです。
多動の子にはこれがいい!と言われても、お子さんが苦手なものであれば、
ストレスにしかなりません。
好き、嫌い、得意、苦手を理解してあげるのが、傍にいるお母さんなのだと思います。
だからこそ、「この子には合ってないから他のこと」と手放すことも必要になるときがあるのです。
誰かの手を借りるのは悪いことじゃない
発達障がいということに関して、周りに言えないお母さんがとても多いです。
と言う私も、最初は周りに言うなんて出来ませんでした。
子どものお父さんからも理解が得れず、すれ違いが多かったです。
同じようにご家族から理解も得れず、独りで耐えているお母さんも多いです。
そんなとき誰かに話してますか?
それともグッとこらえていますか?
私が子どものことを受容できたのは、まず自分を受容したからです。
どんな気持でも認めました。
でも、とてもつらいことなんですよね、独りで自分と向きあうって。
独りというのはとてもつらいですよね。
我慢しなくてもいいんです。
誰かの力を借りることは悪いことではありません。
独りで我慢する必要もありません。
- お近くの保健師さん
- 病院の先生
- カウンセラーさん
- お友達
誰でもいいので、安心して自分の気持ちを吐き出せる場所の確保はしておいたほうがいいと思うのです。
探してもやっぱり話せる人がいない。
周りに言えない。
理解してもらえない。
そんなときは私が居ますよ。
解決は出来ないでしょう。
答えも出せません。
でも、
貴女の話を聞くことは出来ます。