アスペルガー症候群(AS)

アスペルガー症候群(AS)ってなに??

自閉症スペクトラムってなに?

という記事でも触れたように

今では自閉症スペクトラム障がいと統合されているので

ほぼ同じと考えてもらって大丈夫です。

息子もそうなのですが

ADHDとアスペルガー症候群には

共通した特徴もあるため

注意深く観察が必要です。

基本的には言語障害や知的障害がないため

変わった子との認識になる場合が多いです。

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アスペルガー症候群の特徴って?

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・自分と他人の境界線が分かりにくい

・コミュニケーションを取るのが苦手

→言われた言葉通りに受け取ってしまい

アイコンタクトや相手の表情を読み取ったり

汲み取ったりするのが苦手な子が多いです。

 

そのため「場に合わない発言」をしてしまったり

遠回しに表現することが苦手なので

言い方がストレートになってしまいがち。

 

曖昧な発言も汲み取るのが苦手なので

ちゃんと自分の名前を呼ばれないと

自分に対しての言葉だと受け取れず

気付かない場合がある。

 

どのぐらい自分の意見を主張していいのか

相手の事情や状況を察するのかいうのが苦手なのは

適度なお互いの距離感(ニュートラルゾーン)や

距離感が想像しにくいためだと言われています。

 

息子も他人との境界線が分かりにくく

初めて会った人にでも

すぐに名前を言ったり住所を言ったり

自分の主張ばかりで相手の気持ちを組とるのは

とても苦手です。

 

・対人関係において困難が出てくる

→「場の空気をよむ」ということが苦手なので

学校のルールや

公共の場でのルール

お友達の中でのルールなどを無視して

場に合わない発言をしてしまいがち。

 

また相手が何をどう思っているか考えているかなどを

想像し、相手に寄り添った行動をとるのが

苦手な傾向があります。

 

そのため、自己中心的と思われたり

自分の行動によって、

その後がどうなるのか

ほかの人にどう影響するのかと言うことを

想像するのが苦手なので

臨機応変に柔軟な対応が苦手な傾向があります。

 

何も考えずに、

見たまま思ったままを言葉にしてしまうため

相手を知らないうちに傷つけてしまう場合がある。

こういったことでお友達の関係作りにおいて難しくなってきてしまいます。

 

息子も車いすの方を見かけると

「どうして歩けないの?」といったように

相手に聞きに行ってしまう場合があり

ヒヤヒヤすることも多いですね。

 

・限定された物事へのこだわりや興味がある

→自分が興味のあることは

過剰に熱中してしまいます。

 

法則や規則性のあるものが好きな傾向があり

その法則、規則が崩れるのを極端に嫌うことも多い。

 

自分の興味のあることについては

膨大な量の情報を記憶したり

引き出すのも簡単に出来てしまう。

 

そのため、興味のあることに関しては

一度話し出すと夢中になり

相手の状況を考えず

話が止まらなくなってしまう。

 

また、好きな事に一度手を付けると

熱中しすぎて周りが目に入らず

気持ちの切り替えをしにくい。

 

こだわりとしては

自分の決めたマイルールがあり

予定や手順を変えることが嫌い。

無理やり変更すると

混乱してしまって癇癪などをおこしてしまう。

 

逆に言えば「こだわり」が長所にもなる場合があります。

興味のあること、好きなことに関しては

驚くほどの集中力をみせるため

周囲に悪影響を与えない程度のこだわりであれば

熱中させてあげるのも1つの手ではあります。

 

こだわりを活かして、

褒めたりして自尊心を高めることも出来ます。

 

またコミュニケーションが取りにくい場合は

子どもが興味のある事柄を通じて

コミュニケーションを図ったりと

練習にもなります。

 

これは療育先の先生も行っていた方法で

電車が好きな子であれば

「この電車の名前を教えて?」と

コミュニケーションを取り

関わりを増やしていく接し方をしていました。

 

 

また熱中しているときは

こちらの話を聞いていない

無視しているように見えている時もありますが

単純に耳に入っていない場合が多いとのことでした。

 

対処方法としては

「今からお母さんが話すよ」と

声掛けをして注意をこちらに向けるといいと教えてもらいました。

アスペルガー症候群はコミュニケーションが苦手なのが主

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上記の内容を見て頂くと

主に苦手であったり難しく感じるのは

自分以外の人や物事を察することが困難であったり

言い回しが不適切や場の雰囲気を読み取るのが苦手といった

コミュニケーションの部分が主になってきます。

 

こだわりや集中力においては

ADHDなどの他の障がいの症状とにている部分でもあります。

 

「空気を読まない」

「人に気を使わない」

ではなく

「空気を読むのが苦手」

「人に気を使うのが苦手」なだけなのです。

 

子ども本人は悪気があってするわけでもないのです。

周囲が理解してほしいところでありますね。

 

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さくら
発達障がいグレーゾーンの子どもがいる母親です。 どうにかできないかと奮闘した過去があり 現在は楽しみながら家庭療育や考え方の見直しをしています。 独りで辛かった過去から、今の悩んでいるお母さんの力になれればと思い サイトを立ち上げました。