発達障がいにまつわる考えかた

発達障害の子どもは0か100で考えてしまう?

0か100か。

これは発達障害の子どもがなりやすい考え方といいます。

 

0か100というのは、出来た出来ていない。

50%できていても、出来ていないのと一緒に感じてしまいます。

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極端な考え方をしてしまう

息子もそうですが太鼓などの練習のとき、ちょっとずれてしまったりしてしまうと

 

子ども
子ども
出来ないやん!!!!!

 

さくら
さくら
出来てるで??

 

子ども
子ども
違うねん!出来てないの!!!

 

こちらとしては、少しぐらいずれたっていいじゃないって思うのですが、息子はそのような柔軟な考えというのが苦手なのです。

 

子ども
子ども
出来ひん・・・

 

これは少しずれた=失敗ということでゼロなのです。

30とか50とか80とかは、全てゼロになってしまうのです。

 

 

完璧主義というわけではないですが、途中頑張ったからという観点においては、考慮されない場合が多いのです。
完璧に出来て100になるのですが、その完璧もちょっとずれていたりします。

 

 

完璧にリズムを合わせて100ではなく、リズムももちろんですが、かっこよく叩けたから100とか。

 

そこ!!?と思う事も、多々ありますが息子のこだわりでもあるので、否定せずに、そうだねーと受け止めます。

 

受け止めはしますが、けっして無駄なことはないとちゃんと話します。

 

さくら
さくら
無駄じゃないんやで

 

この0か100の考えかたって、100(出来ないから)0(やってもむだ)なってしまう時があるので、ちゃんとサポートしていかないとなと思うのです。

 

小さなステップを大切に

さきほども言いましたが、完璧に出来ないのであれば「やらなくてもいいや」となりがちなので「最初からしない」と思ってしまいがちなのです。

 

本来はそんなことはなくて、100ではなくても行動したことに意味があって、0よりかは進んでいるのです。

 

しかし出来ない失敗という経験を積んで行ってしまうと、さらに行動しなくなっていきます。
これは成功体験より、失敗体験のほうが自分の記憶についてしまうためです。
誰だって失敗するのは怖いし、つらいですものね。

 

 

怖い、不安という気持ちに、とても敏感な発達障がいの子どもにとって、成功体験を積み上げていかないと自己肯定感がなくなり「どうせやってもダメだし」と踏み出しにくくなってしまいます。

 

子どもの出来そうな50の位置を、ゴールにしてあげて、成功体験を積み上げて、どんどん自信をつけていくと成功体験が積み上げやすいです。

 

子ども
子ども
出来た!!!!

 

本当に小さなステップでいいのです。
少しのステップでもいいのです。

 

子どもにとってストレスにならずに、すこし行動すれば、100になるような目標を設定してあげればいいのです。

 

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幼稚園などが厳しい場合

うちの息子は、のびのび園で見て頂いていました。
これは園の校風によって変わってきますよね。
習い事や勉強タイプの園が悪いわけではないです。

 

これは子供の特性もあるので、形が決まっていてゴール設定があるほうが、頑張れる子どももいるので本当にタイプによって違ってきます。

 

 

ストレスを感じやすく、自己肯定が低くなりがちであれば「出来てない」と注意されてしまうと「ダメな子だ」となり、どんどん自信がなくなってしまうのです。

そして、その出来事や物事が全て嫌になってしまうと、取り組むこと自体が全て、ストレスになってしまうのです。

 

 

息子はとってもこれに敏感です。

すぐ人と比べるし、出来ないと感じると、手をつけることをしません。

 

 

そこを療育の先生は上手く誘導しながら、褒めつつ、やる気を出させてくれていました。
そして保育園に見に来てもらって、先生にどんな風に接したらいいのかを、保育園の先生に伝えてくれていました。
そのおかげもあり、出来なくてもいいから少しだけやってみよう。と手を付けてくれるようになりました。

 

トイレトレーニングなどで、成功したらシールを張るというのも、息子には合っていなくてシールを貼らないときはとても落ち込んでいました。

 

子ども
子ども
シールもらえなかった

 

そうするとトイレ=嫌なことに変換されてしまうのです。
なので、うちは「おむつ外れない子なんて居ないわ~」と気楽に構えて、子どものタイミングを待っていました。

 

基本的に誘導はしますが、するか、しないかは、子どもに任せるようにしていました。

 

○○=嫌になるぐらいなら、子どものタイミングに合わせて、小さなステップで、成功できることを合わせてあげるほうが、うちの息子に合っていたようです。

 

 

でも、運動会とかの前は少し頑張らないといけないので、基盤が荒れがちになります。
家で甘えたり、泣いたりしたりしましたが、そこは頑張ってるからだね~と受容して、甘えてもいいよ~と、ぎゅーっとしていました。

 

疲れているでしょうし家で頑張らせることもしませんでした。

どこかで頑張っている分、どこかで力を抜かないと大人も子供も、しんどくなりますもんね!

 

お母さんは子どもさんが荒れている時は、とっても疲れてしまいますので、お母さんのケアも忘れずにして下さいね。

 

 

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ABOUT ME
さくら
発達障がいグレーゾーンの子どもがいる母親です。 どうにかできないかと奮闘した過去があり 現在は楽しみながら家庭療育や考え方の見直しをしています。 独りで辛かった過去から、今の悩んでいるお母さんの力になれればと思い サイトを立ち上げました。
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